世間では「あるある大辞典」という番組が事実を捏造して放送してとんでもないことでございます的な風潮があり、関西テレビをはじめ制作会社の日本テレワーク株式会社がその番組制作に携わったとして風当たりが強くなっている。
日本テレワーク株式会社 のサイトでは、お詫びのよーなものが掲載されるのみで、他のコンテンツは殆ど削除されているよーである。
どういう会社だったのか全く知らなかったのでGoogleのキャッシュでサイトを調べてみると結構キチンとした人々がいるようであった。
Google Cacheから日本テレワークの採用関連のページと思われるページを抜粋してみる(個人名などは削除しています)。
制作2部所属
「発掘! あるある大事典2」を担当。忙しいリサーチ漬けの日々の中、元気に前進中です!!
現在『発掘!あるある大事典U』の中の『志村けんプロジェクト』という、全国の健康食材を紹介するコーナーを担当しています。
知らない街の知らない人に突然電話をかけ、話をしてもらい、話を聞く。電話を受ける側にしてみれば怪しいことこの上ないだろうと思います。偏屈な私の父にかけようものなら、確実に、即・切られます。しかし、もしかしたらこの人が何か面白い情報を握っているかもしれない。そう考えたら相手の不信感をやわらげ、少しでも心を開いて話してもらえるよう、少ない語彙を駆使して、なんとか相手の懐に入り込もうと試みます。
ところがなかなか思うようにいかず、必要な情報を聞き出せていなかったり、聞き落としてしまったりしてばかり。取材の難しさと奥の深さとを感じている毎日です。
そういえば先日、自分が電話取材した人が初めて番組に取り上げられました。自分が番組に関われているということが実感できて、嬉しかった。と同時に、もっと取材がうまく出来るようになりたいという気持ちを強く持ちました。
仕事に必要とされるスキルの最たるものが、コミュニケーション能力なのではないかと思います。人ときちんとコミュニケーションがとれること。相手が何を考えているか、何を知りたいのかを正しく理解し、自分の持っている考えや情報をわかりやすく伝えられること。これは毎日のスタッフとのやり取りにおいても、電話取材においても、番組を形づくる場面においても当てはまります。
小規模なコミュニケーションから大規模なコミュニケーションまで操れなければなりません。私はまだ最小規模のコミュニケーションすらうまくできません。まだまだ道は遠そうです…。
テレビは、どんな番組も見る人にとって、面白くなければ、わかりやすくなければならないと思います。そして、見る人のほとんどが「普通」の人。そのためにも、「普通」の感覚を失わないことが大切になってくると思います。だからといって、「普通」の感受性をもった「普通」の人が、面白い番組を作り出すのは難しいのではないでしょうか。
やはり、第一線でテレビ制作に携わっている方々には、どこか「狂気」じみた部分があるように感じます。重要なのはその「普通」と「狂気」を共存させ、それがコントロールできる、バランス感覚なのではないかと思います。
私は中学生の頃から漠然とテレビの仕事に憧れを抱き続け、幸運なことに念願が叶って、今ここにいます。では何故テレビの仕事がしたいと思ったのか。私はいつでも、人を元気にできる人でありたいと思っています。
テレビという、影響力のあるメディアを通し、沢山の人を元気にしたい。これが、私の夢です。でもまだ駆け出しのAD。毎日毎日うまくいかないことだらけですが、それでもめげず、くじけず、くさらず、まっすぐに、しゃかりきに突っ走っていこうと思います。
制作2部で「発掘!あるある大事典II」チームに配属され、電話から片時も手を放せない、超多忙な毎日。伝統ある番組の重圧にもめげず、奮闘中です!
「木は自分で動きまわることができない 神様に与えられた その場所で 精一杯枝を張り 許された高さまで 一生懸命伸びようとしている そんな木を 私は友達のように思っている」
僕の座右の銘です。(星野富弘さんの「椿」)
2006年1月-3月はニートのように働きもせず、ひたすら遊んでいました。そして4月にテレワークに入社して僕の社会人1年目が始まりました。それからの半年は、あっという間に過ぎていきましたが、ようやく仕事にも慣れてきたと思います。
振り返ると学生時代のだらけた生活とは一変して中身の濃い半年でした。たくさん失敗もしましたが、今年の僕は精一杯枝張って生きていると思います。来年も変わらず精一杯生きようと思いますが、今年よりは少しでも多くの枝を生やして、もっと高くまで伸びようと思います。
上司からの一言
秋のスペシャルで、審判員として画面に登場し、“合コンで使える!”と勘違いしていた○○君。
今は頭もサッパリし、すっかり改心(?)したようですね。番組を支えているのは、日々電話で格闘して得た情報だと、忘れずに精進して下さい!
制作本部 部長 ○○
「発掘!あるある大辞典II」、そしてNHK BS HiVisionの「双方向TV 地球ゴーラウンド」チーフ・プロデューサーを務める。その他にも「M-1グランプリ」や「日本語ボーダーライン」などを手がけるエンタテインメントの達人でもある。
Q どんな人材が欲しいか?
人とのコミュニケーションが楽しい人。
最低限の社会常識がある人。そして、理屈
抜きで「テレビ大好き!」という人。
制作2部所属
彼女も「発掘! あるある大事典2」担当。受話器を手放しているのを見た事が無い、という仕事振り。頑張ってます!!
受験する皆さんへ…
「とりあえず受けてみよう」という気持ちで、多くの会社を受験してみるといいと思います。直接会社の人と話さなければ会社の雰囲気はわからないし、実際入ってみないと分からないことが多いからです。
私もいくつかの会社を受験する中で、思っていたのと違うと感じることが多々ありました。その中で面接官の考え方に共感でき、自分がやりたいと思っていることができそうな会社に自然と目が向いていくと思います。
新人の私から見た日本テレワークは、「昔ながらの体制を残しつつも、新風を吹き込もうとしている会社」だと思います。番組によって雰囲気はかなり違うと思うので一言では言い表せませんが、いろいろと経験してみたい人にはいいのではないでしょうか。
今の私の仕事について…
ADバックを腰にさげ、走り回る日々…というのが入社前の私が持っていたADのイメージでした。
しかし、実際の私の仕事は、席を離れることがほとんどありません。健康番組で食材のリサーチをしており、毎日パソコン&電話と格闘しています。一日50件ほど電話をかけた日などは疲れて頭がクラクラし、呂律が回らなくなってしまいそうにもなります。その上、深夜遅くまでダメ出しが続いた日には…!
しかし、リサーチ対象はニッポン全国。
自分は会社の席にベタ付きでも、電話では各地を駆け巡っています。時に青森のおじちゃんと談笑し、時に長崎の奥様に料理を教わるなど、この数ヶ月で今までにない人数の人と電話で話していると思います。その中で、これまで自分とは縁がなかったことを知ったり、電話相手が実際の取材先になりTVに映ったりするときなどはやはり嬉しいです。
実際は結構辛いことも多くて、その喜びを感じる余裕がないこともありますが、自分なりに前進していきたいと思う今日この頃です。
将来の夢は…早くディレクターになって、自分で企画した番組を制作したいです!!
作りたい番組は…マル秘!!
目下の目標は、常識人になることです。
テレビ業界のことは全く知らないのだが、かなり大変な仕事であることは容易に推し量ることができる。一通り読んでみたが、個人個人は非常に前向きで頑張っているよーな印象を受け、共感が持てる。
こういう仕事ってやっぱ、大変だよねぇ。これにめげずに頑張って欲しいっす。(ちなみに、りょーちは今回の報道ではじめて「日本テレワーク」という会社を知ったので頼まれてこんなこと書いてたりするわけではないっす)
Wikipediaの やらせ の項目を見てみると、過去のテレビ局の「やらせ」に関する事項がいろいろ記載されている。
他の放送局は、ここぞとばかりに「あるあるはけしからん」的に報道しているが、他局でも過去にはいろんな「やらせ」があった。(以下Wikipediaより)
・NHK
・日本テレビ系列
・TBS系列
・フジテレビ系列
・テレビ朝日系列
・テレビ東京系列
これからもきっといろいろ出てくるとは思うが私達生活者の方もメディアに流されずに生活すればよかろうと思われる。(りょーちの場合は、常にブームに乗り遅れているのでテレビの影響は殆どなし・・・orz)
うーむ。まあ、事実として言えるのは「納豆は結構おいしい」ってことじゃないかな?