このブログでtwitterの話を一番初めに取り上げた時期を調べてみたら、2007年に来るSNS決定版と2006年SNS Awardsが発表された (by Mashable!) という記事で今から約4年前の2006年12月26日に取り上げたのが最初のようです。
その後、Twitter APIをphpで使う方法(サンプル)(2007年04月26日)で、APIについてちょっと調べてみた結果を記事にしてみたようだ。ちなみにここで紹介した手法はtwitterの認証方式が当時とは変わっているのであまり参考にならない気がする。oAuth php twitter curlなどの単語で検索したらよさそうだな。
りょーちは、2007年4月26日の記事を書く直前くらいに、twitterに登録したようだ。
twitterは発言が新しい順に並ぶが、古い順に並べるような機能はないため発言数の多いユーザの一番初めのつぶやきを調べるのは大変である。
こういうときにはユーザ名を入力するだけで一番初めのtweetを調べられるTweet #1を使おう。Tweet #1で調べた結果、一番初めのtweetはTwitter / @Ryouchi: ごはんたべた ...(2007年4月10日)のようである。
2007年当時、twitterは今ほど浸透していなかった。「twitterで呟いても誰がみるのか?」という閑散としたサービスだった。
twitterが何故ここまでブレイクしたのかは既にいろんなところで議論されていると思うが、私見では
- スマートフォン、ケータイでお手軽に呟ける環境が整ってきた
- SNSの友達ほど強固な繋がりは求められず、ユルい繋がりでOK
- ブログのようにカテゴリにとらわれず自由に発言できる
りょーちの場合はアカウントは結構前に取得していたのだが、私のtwitterの知識は殆ど初心者レベルの知識しかなく、今でも私はtwitterのお作法的なところが実はよくわかってない。RTとQTとか意味不明である。
りょーちのtwitterのアカウントは Ryouchi (ryouchi) on Twitter なのだが、このアカウントでの発言には大きく3種類あるっす。
(1)思いついたことを適当に発言する本来の(?)用途(twitter)
(2)このブログのRSSをそのまま流す(ブログ)
(3)はてなブックマークしたものを呟く(はてなブックマーク)
りょーちのtwitterアカウントはこの3つが適度に織り交ぜられたタイムラインで構成されている。ってことで、りょーちのアカウントをフォローすると、上記(1)〜(3)が流れてくるよーになるわけだ。ブログ、twitter、はてブ共に、特に自分自身の身元を積極的にさらけ出して利用しているわけではない。なのでtwitterのアカウントから、自分がどこの誰かは積極的に探さないとわからないよーな気がする。でもきっと頑張ってたどればそれなりに誰だか特定できてしまう。少なくともなんかどっかの社会人(社会人の定義が曖昧ですまんが)であることは推測できそうだ。
さて、このブログは今を遡ること2004年8月31日に初めての記事を書いた。当時アフィリエイトという謎の言葉を知り「どういうものであろうか?」といろいろ調べて見た結果、どうやら世の中にはブログというものがあって、そこでアフィリエイトなるものをやっている人が多いようなので作ってみようかなと思って場当たり的に作ってみたのがこのブログというわけである。
まあ、その後アフィリエイトプログラムのやめ方にも書いてあるように「アフィリエイト超面倒、もういいや」って感じになりあまり興味もなくなってきたので殆どのアフィリエイトサービスをやめてしまったのだ。そんなにお金に固執しているわけでもなかったし(いや、お金は欲しいですけどね)、なんとなくブログというものもわかってきたし、いろんなWebサービスに触れることで、Webアプリっぽいものも(しょぼいが)phpなどで作れるようになったので、このブログをやってみてよかったなぁと思うのである。
アフィリエイト的なものが何かよくわからなかったのではじめたこのブログだが、アフィリエイトだけやってるブログってのは誰がみるのかよくわかんなかったので、何かテーマがいるよねと思ったりょーちは、小説を比較的よく読んでいたので本の感想文っぽいものを書いてみるのはどうかなーと思い書評っぽいものをここで書き連ねてきた。今では書評にこだわらずいろいろなことに興味が移り「ノンジャンルごった煮無秩序多国籍ブログ」となっている。
インターネットの隅っこで始めたこのブログも長く続けていることもあり、1日1000pvくらい見られているようである。これが多いか少ないか人によっていろいろ意見があると思うが、ブログ開設当初のことを考えると、まあまあかなーという感じである。
特に有用な記事があるわけでもなく、単に運よく検索エンジンに引っ掛かっているのでアクセスがあるというだけのサイトなのだが、自ら周囲のリアルな知り合いに「私はブログ書いてます。URLはここだよ」と教えたりしたことはない。
これはなんでかなーと自分でも考えてみたが、
このサイトの記事として書かれていることと「リアルな私」を直接結びつけて欲しくないからかなーとも思った。このブログに書かれた内容にあまり自分で責任を持ちたくないからかもしれないっす。実名でブログを書く人は日本ではあまり多くないが、海外では「自己主張しないと負け」的な文化があるのかよくわからんが、実名且つ本人の顔写真なども載せているブロガーも数多くいる。ブログというメディアで実名を使うってことにリスクもリターンもあると思うが、ユルい感じで今後もブログは続けていきたいと思っている。
で、このブログで記事(というほど立派なものではないが)を更新するってことは、まあ誰かに見てもらいたいわけである。「みんな、聞いて聞いて」って感じだな。でもりょーちの場合はあくまでも不特定多数の人に「聞いて聞いて」って思ってはいるが、職場の誰に聞いてほしいとか思ったりしているわけではない。
このブログのRSSであるが、Facebookでも流している。facebookでは本名で登録しているため検索しようと思えば本名を知っているりょーちのリアルな知人はりょーちのアカウントにたどり着くことができる。そもそもfacebookに登録したのも、なんだかfacebookというものが海の向こうで流行っているようだと風のうわさで聞いたくらいで登録していたので殆ど活用していないっす。
で、こっからやっと本題なのだが、りょーちの職場でもtwitterアカウントを持っている人は多いようだ。職場の人々は比較的IT系に詳しい人々が多いようであり、いろんなところにアンテナを張り巡らせている人々が多いよーである。イノベーターかどうかは微妙だが、アーリーアダプターっぽい人が多いように見受けられる。
そんな人々が日々呟いているのだが、職場の人々同士がフォローしたりフォローされたりしているようである。twitterに限らずソーシャルネットワーク的な人とのつながりは有向グラフで表現することができる。mixiGraphのように繋がりを可視化できるツールのtwitter版でTwitterGraphというものがある。これにある職場の一人を入れてみるとそっから殆どの職場の人たちと繋がりがあることがわかる。
複数の頂点同士が相互に結びつきまくりのこのグラフの中で、ある一人が会社名を晒して登録していると、芋づる式に「あー、この人ってこの会社だったんだねぇ」ってのが結構分かるようだ。
フォロー数やフォロワー数が多いとどの人々が同じ会社の人か判断できないケースもあり得るが見る人が見ればかなり分かってしまうな。実際りょーちも「あ、この人は会社の人だな」とか「あ、この人は会社の誰だな」というのがかなりわかった。
一度職場の同僚に「あの状態は気持ち悪くないのであろうか?」と訊いてみたが、彼(彼女)の回答は「もう諦めています」となんだかよくわからない回答であった。うーむ。
まあ、本人たちが楽しい雰囲気でやっているのであればまあいいのかも知れんが。どうも入り込めない何かを感じるっす。言葉で上手く表現できないのだが「気持ち悪い」というのが結構近いかもしれんな。言葉が適切でないかもしれんが・・・
りょーちの場合、このグラフの中の一人にフォローされてしまったりすると、芋づる式にどこの誰ってのが判明してしまうってところにちょっと入りにくさを感じる。職場内でりょーちのtwitterアカウントやりょーちのブログの存在を知っている人は少しいるようであるが、みなさんの優しさによりフォローいただいてないことはとてもありがたいっす(声を大にしてお礼を申し上げます)。今後もできれば、みなさんの輪の中にあまり入らないよーに、ネットの隅っこでどんより暮らしていきたいと思います。
なお、りょーちの職場のtwitterの繋がりを見て少し危惧していることを幾つか書いてみるっす。
職場の機密情報は流れてないですか?
なんとなく隠語のように「例の・・・」とかって分からないように発言しているよーな気もしますが、複数のユーザの発言を統合すると何か見えてくることもありそうです。また、特定のクライアントについて言及したりするとちょっとよくないかもしれないですな。ライバル企業やクライアントからも見られているかもしれませんよ。
就職希望学生からも見られてますよ
就職希望の学生からもあなたたちの発言は見られています。発言には十分注意いただきたいですな。よい会社に見られるように発言をねつ造しろとはいいませんが・・・一度フォローされたら最後リムーブしづらいですよ
とてもリアルな場のつながりがtwitter上で一度形成されたらそこから抜けるのは結構大変なよーな気がします。通常のフォロー&リムーブの流れとはちょいと違うよーな・・・プライベートと会社との時間は区切られていますか?
まあ、これは人それぞれなので大きなお世話かもしれませんが、プライベートでの発言、企業人としての発言など使い分けたりしてるんでしょうか? 人によっては、プライベート用とかビジネス用とかアカウントを複数使っているよーなケースも見受けられますな。職場とプライベートの垣根があまりなくても平気な人は問題ないかもしれませんが。就業中にブログを書くのはだめだけどtwitterで呟くくらいはセーフですか?
どこからどこまでが境界線なのか判断できないよーな・・・- twitterで勤務時間中に呟くくらいはまあいいのか?
- ブログの更新はダメ?
- TumblrくらいだとOK?
- mixiの日記の更新はダメ?
ということで、これからもこのブログおよびtwitterは人知れず隅っこでやっていきたいと思ってますな。
(来週出社したらりょーちの会社の席がなくなっているかもしれないな・・・)
参考:
- 部下のtwitterを隈無くチェックしそれを過信しすぎる上司
- Twitterの話をリアルでする機会が増えた。リアルでたまたま職場の人をフォローしてしまったときに、フォローしてくれたんですね? どうして気づいたんですか?と言われたときの対処方法 | A!@attrip
- Twitter Trackbacks for ミクシィ、会社の友人とつながれる「mixi 同僚ネットワーク」を提供開始 - japan.internet.com Webビジネス [internet.com] on Topsy.com
- ブログで自分の正体隠すの重要? 「別に隠さなくても」は7割近く:Garbagenews.com
- インターネット上での個人情報公開に関する意識調査 | MMD研究所