リロードしてみるとまた違った詩が表示された。どうもランダムで幾つかの詩がでるようだ。
マモンは目を閉じた。生まれ変わった獣は全世界に増殖し、やがて大群へと成長した。人々は時を誉め称え、ずる賢い狐と共に、炎に作物を捧げた。そして人々は、聖なる言葉によって約束された想像上の地に、新たな世界を作り、獣について子孫に語り伝えた。目覚めしマモンよ、見よ!一人の信奉者以外にお前の味方は誰もいないのだ。
from The Book of Mozilla, 11:9
(10th Edition)
邪神マモンは眠りに落ちた。復活せし野獣は大地を巡り、数を増やして軍勢をなした。新たな時の到来は広く告げられ、人々は狐の叡智をもって実りを炎の供物とした。そして聖なる書の約束の地、夢を紡いだ第二の世界を築いた人々は、その子らに野獣を語り継いだ。マモンが目覚めた時、見よ!残されしはただ一人の従者のみ。
from The Book of Mozilla, 11:9
(10th Edition)
マンモンは眠りに落ちた。そして生まれ変わった野獣は地の果てにまで広まり、その数は軍団となるほどに増えた。そして彼らはその時が来たことを宣言し、狐の狡猾さとともに収穫物を炎に捧げた。そして彼らは神聖なる言葉によって約束されていたとおり、彼らが求めていた新しい世界を作りあげ、子供たちに野獣のことを語り伝えた。マンモンは目覚め、そして見た! そこには追従者となった己以外に誰もいなかった。
from The Book of Mozilla, 11:9
(10th Edition)
マモンは深き眠りに落ちた。蘇えりし野獣は群れを成し、地を覆い尽くさんばかりに広がった。人々は時の到来を賛美し、狡猾なる狐と共に実りを炎に捧げた。そして彼らは神聖なる預言の約束の地たる新しき世界を築き上げ、その子らに野獣のことを語り聞かせた。眠りから目覚めしマモンよ、見よ!もはや追従者でしかない己の姿を。
from The Book of Mozilla, 11:9
(10th Edition)
この詩のことはよくしらなかったのだが、Mozilla L10N :: トピックを表示 - [wanted] Book of Mozilla, 11:9 (10th Edition)を見るとどうもかなり前に日本語訳を募集して上記4つが採択されたとのことであった。知らんかったなー。
ちなみにFirefoxで「 chrome://global/locale/mozilla.dtd 」にアクセスしリロードしても同じようにランダムで上記の詩が表示されるようだ。
中身は多分l10n-central l10n-central/ja/toolkit/chrome/global/mozilla.dtdになっているよーな気がする。
こういうイースターエッグ的なものってなんかいいですなあ・・・