2008年03月17日

有川浩:「図書館革命」 このエントリーをはてなブックマークに追加

図書館革命
図書館革命
posted with amazlet on 08.03.17
有川 浩
メディアワークス (2007/11)
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りょーち的おすすめ度:お薦め度

有川浩の図書館シリーズ4部作の最終巻。「図書館戦争」「図書館内乱」「図書館危機」とやってきて、最終巻のこの「図書館革命」。前作の「図書館危機」にこの「図書館革命」でシリーズ終了と謳っていたので淋しい気持ちもあったが読んでみたっす。

最終巻は殆どの読者が予想していたよーに「あまーい」話しが散りばめられていたねぇ。笠原郁と堂上教官の恋の行方。
本書のストーリー上の中心人物は作家の当麻蔵人の書いた小説「原発危機」に酷似した原発テロが実際に行われた。メディア良化委員が当麻蔵人を捕まえる前に図書隊側で身柄を保護された当麻蔵人を郁たち図書隊が守っちゃいます。
これが大きなストーリーの骨子。

なのだが、読者の興味(おそらく作者の興味も)はもはや「郁と堂上は結局どーなるのよ?」ってベクトルにシフトしているはずである。
今回に限っては「図書館革命」の全てのエピソードは郁と堂上の恋を盛り上げる道具の一つになっちゃっていると思われる。勿論、戦闘シーン的な見せ場もある。柴崎と手塚も夫々見せ場を作ってはいる。小牧・玄田もそりゃ働いたさ。
でも、まあ作者の興味はもう殆ど「郁と堂上の恋を成就させちゃおう」ってとこに注力してます。素晴らしいっす。多分作者の有川浩は郁と堂上の最後のラブラブなシーンがシリーズの結構初めの方で浮かんできて、ゴールめがけて書き上げたって感じのよーに思う。

やっぱ、このシリーズは戦闘シーンの多いラブコメなんだよね?

ってことでこのシリーズもついに終わってしまい淋しい限りであるが、郁たちはどこかで頑張っていることであろう。スピンアウト作品もいくつか出るようなので、気が向いたら読んでみるっす。
個人的には柴崎と手塚の恋の行方が気になるね。

そーいや、4月10日(木)24:45からフジテレビでついに図書館戦争のアニメが始まるよーである。

これは見なければ・・・

併設されている 図書隊報告書 も必読であろう。

各登場人物の設定などは下記を見るとよかろう。()内は声優さん。
楽しみだねぇ。

TVアニメ「図書館戦争」2008年4月10日(木) 24:45からフジテレビで放送開始キャラクター原案:徒花スクモ
監督:浜名孝行
シリーズ構成:古怒田健志
キャラクターデザイン:中村悟
アニメーション制作:プロダクション I.G
製作:図書館戦争製作委員会
オープニングテーマ曲:高橋瞳「あたしの街、明日の街」
エンディングテーマ曲:Base Ball Bear「changes」


posted by りょーち | Comment(0) | TrackBack(2) | 読書感想文
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「図書館革命」を読む
Excerpt: 本ブログ、勝手に推奨作家である有川浩さんの新作ですよ。図書館シリーズ完結編、「図書館革命」読みました。とうとう、終わっちゃいましたね。出版される前は楽しみでしたが、読み終わった今となっては、なんか寂し..
Weblog: 怪鳥の【ちょ〜『鈍速』飛行日誌】
Tracked: 2008-03-18 00:44

きれいにまとめた:図書館革命
Excerpt: 図書館革命作者: 有川 浩出版社/メーカー: メディアワークス発売日: 2007/11メディア: 単行本 シリーズ最終巻。 一口で言うと、きれいにまとまっている。
Weblog: 本読みの記録
Tracked: 2010-01-19 23:30