2016年01月30日

将来の検索エンジンについての妄想 このエントリーをはてなブックマークに追加

検索エンジンで本来と違う意味のページが上位に上がってくるよーなものがある。
その多くがコンピュータなどの科学技術分野の専門用語などだろう。
例えばGoogleで「ラズベリーパイ」を検索して見よう。一般的なお菓子の「ラズベリーパイ」ではなくボードコンピュータの「Raspberry Pi」が上位に出てくる。
もちろん「ラズベリーパイ お菓子」などとワードを増やせば、食べられる方の「ラズベリーパイ」に辿り着くことができるだろう。
こうやって検索エンジンを使って特定の情報を探す方法には検索するユーザーの工夫が一般的には必要となる
しかし、あるユーザーが何度も「お菓子の方の」ラズベリーパイを検索していることがわかればそのユーザーが検索したときだけは「お菓子の方の」ラズベリーパイを上位に持ってくることができるかもしれない
また、東京都府中市、広島県府中市などの同一名称の市区町村を検索する場合、その検索した場所で検索結果の順序を変えることができるかもしれない。一般的には東京都府中市の方が有名だが、広島県府中市に自分がいる場合は広島県府中市の方を検索結果の上位に持ってくることができるかもしれない
また、時間という概念もあるだろう。
非常に極端な例を挙げると「大江千里」というキーワードで検索すると歌手の大江千里と平安時代の歌人の大江千里がヒットする。平安時代に検索エンジンがあれば歌手の大江千里ではなく歌人の大江千里のみが検索結果に表示されるだろう。
「2001年1月1日に存在していたコンテンツのみ検索対象とする」ってことができればある意味インターネット内でのタイムマシンに近い状態が実現されていると言えなくもない。まあ、既に削除されているコンテンツもあるだろうから完全に実現することはできないだろうが。
こういった検索エンジンを作るには、検索先のコンテンツ(中身)とそれが何時作られたか(作成・修正時間)とか、どのような言語で書かれているかなど中身に関する情報を補完する情報を検索エンジン側で持っている必要がある。
最新の情報が検索エンジンで探せるようにするためにクローラにより常に新しくできたコンテンツ情報を収集し続けなければならない。
インターネット黎明期でコンテンツもまだまだ少なかった時代はこれらの情報を手動で収集していた。検索エンジンにクロールしてほしい人はディレクトリエンジンなどに自ら情報を登録していた。世界にコンテンツが溢れかえる現在では手動でのメンテナンスは不可能であることは容易に推測できると思われるが、収集後に不適切なページや著作権侵害の申立てなどによる検索インデックスの削除は今も人が介在しているケースがあるだろう。
今はTwitterやFacebookなどのSNS利用者が増え、検索エンジンにも検索結果のリアルタイム性が求められてきている。リアルタイム性を追求していくとクローラの収集速度の向上が問題となりそうだが、多くの検索エンジンはTwitterやFacebookのAPIを活用することで補完している。

今後検索エンジンはどんな感じに進化していくのか考えてみよう。一部実現しているものもある。

検索せずともある場所に近づいたら自分が知りたいことがスマートフォンにプッシュ配信されている。
スーパーを歩いていたら自分が買うべきものがプッシュ配信されている。
カレンダーの予定を元に検索エンジンの検索結果がカスタマイズされる。
TwitterやFacebookの投稿やフォロワー、友達の投稿を分析し、検索結果がカスタマイズされる。
地域のニュース、全国ニュースに連動して検索結果がカスタマイズされる。
検索している端末がWindows、Mac、モバイルなのかを判断し、検索結果がカスタマイズされる。
検索時間(朝、昼、夜)によって検索結果がカスタマイズされる。
検索する人の性別、出身地、年齢、職業などによっても検索結果がカスタマイズされる。

他にも色々あるだろうが、ユーザにとって何が求められているかをより知るためには、ユーザの行動を全て分析するしかなさそう。
近いうちにユーザが何か検索しようと思いブラウザを立ち上げたら、ユーザが検索しようとした内容に関するページがかなりの精度で表示されているって世界になりそうな気がするね。
posted by りょーち | Comment(0) | TrackBack(0) | 自分メモ
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