毎回1人、その道で一流の人にインタビュー形式で1時間30分じっくり話を聞くという番組である。
本日2011年の3月18日に放送された王貞治の回を再放送していたようだ。
NHK 100年インタビュー | バックナンバー(福岡ソフトバンクホークス会長 王貞治)
これをたまたま見ることができたのだが、やはり王貞治はすごいな。
1時間30分のインタビュー記事を是非全て書き起こしてほしいとこである。全てが見どころであったな。
- 自身の一本足打法はスランプとの戦いであったこと。一本足打法はタイミングを取るための打法で遠くへ飛ばせるわけではない。ホームランの確率が上がっただけ。
- 長島さんがいたから今の自分があった。ONというものがなければここまで打てなかった。
- 挫折があったからこそ今がある。挫折がなければ天狗になっていていまここには多分いなかっただろう。
- 自分の中で3試合に1本ホームランを打つことを目標としていた。この目標があったからあれだけホームランを打てた。
- 17年間Bクラスの福岡ダイエーホークスの監督時代、選手の意識改革を一人一人丁寧にやってきた。練習の時のスローイングとかアウトにするための場所にキチンと投げる。そういう思い、何のためにプレーしているかを意識しながら練習することが必要。
- リーダーに求められているものは「やる気を起こさせること」「人に何かを気付かせること」
まあ、1時間半のうちに名言が飛び出しまくるのだが、やはり最後の方で話していたこの話しが印象的だった。
自分の記録を抜く人が現れたらその人には「今は通過点だよ」と言ってあげたい記録を塗り替えたら終わりではなくまだ先があるということらしい。
このあたり当時この番組が放映されたときに話題にならなかったのかなと思い検索してみたらいろいろキチンとまとめてくれている方が結構いたので紹介しておくばい。ホントに選手としても監督としても人間としても王貞治は素晴らしいですな。