2012年07月13日

原田美砂:「直感を信じて、進め」 このエントリーをはてなブックマークに追加

直感を信じて、進め。
原田 美砂
WAVE出版
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りょーち的おすすめ度:お薦め度
だいたい私が読む本は普通の小説ばかりで所謂ビジネス書とか自己啓発書のよーなものは全く読まないのだが今回はちょいとこれを読んでみた。著者は世界的な帽子デザイナーのようであるが、実は私はこの本で初めて知った。彼女の経歴はこちらを参考にどーぞ。
misaharada Official Web Site | ミサハラダ 公式ホームページ | Profile(情熱大陸とかにも出ていたらしい。原田美砂(帽子デザイナー): 過去の放送 - 情熱大陸
上記サイトにも書かれているが名古屋の進学校を卒業後、単身でイギリスに留学し、ロンドンのロイヤル・カレッジ・オブ・アートを卒業した彼女はエリザベス女王在位50周年記念式典のパレードでエリザベス女王が着用する帽子に選ばれたりしたようである。その彼女が自身のブランドを作り世界に認められるまでのデザイナーになったか。さらに仕事で大事にしていること、帽子についての魅力、ロンドンでの生活などについて紹介されている。
で、一言で言うと「元々この人はポテンシャルとしてかなり高いものを持っていて、更にそれが人並み以上のとてつもない努力をしてしまったので超すごい人になってしまいました」というもの。
ビジネスマンが自己啓発書として自分を重ねて読むこともできなくもないが、まあ普通のビジネスマンでは真似ができないと感じる。やはり初めから器がかなり違うんだよなーと思ってしまう。それほど「どーだ、まいったか、凄いだろー」というたたみかけるような自画自賛の連続なのである。まあ、ホントに実力があるのでいいんだけどね。
例えば小学生の野球教室でダルビッシュが「頑張ればみんなオレのようになれるよ!」って言ってもみんなやっぱダルビッシュにはなれないじゃん。でも「もしかしたらなれるかも?」と思った数人の小学生で且つ実力があり努力する人がまあホントにプロの野球選手になれたりするわけですな。
まあ、この本の通りにできる人はいないかもしれないけど、この本を読んだきっかけに「じゃあ私も頑張ってみるかなー」「オレもちょっと企画書いろいろ書いてみるかなー」とかっていうとっかかりの一つとなるかもしれんなぁ。
あと、彼女曰く「帽子が似合わない人はいない」らしい。必ず自分に似合う帽子があるようだ。また帽子を選ぶときは正面からだけ見るのではなく横のアングルからも見た方がいいらしい。なるほどそれはそうかもな。ちょっと参考になった。
あと、ちょっと気になったのはこの本は最近購入したのだが送付されたのは初版本のようだった。WAVE出版、強気に沢山印刷したのかなぁ・・・ そういやWAVE出版の広告って電車でよくみかけるあれかなと思って調べたがあれはサンマーク出版だった・・・(違ったすまん)
若い女性の方が読むと結構共感できる点が多いかもねぇ。

あと原田美砂さんに興味を持った方はこっちも参考に。
posted by りょーち | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想文
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