2006年09月07日

徳山高専女学生殺人事件の新潮社容疑者実名報道と容疑者男子学生の自殺は因果関係はあるのか? このエントリーをはてなブックマークに追加

徳山工業高等専門学校の女子学生が殺害された事件で9月7日発売の週刊新潮で容疑者と思われる男子学生の顔写真と本名を掲載した。
asahi.com:高専生殺害の手配少年、週刊新潮が実名と顔写真掲載 - 社会

そしてその日に容疑者と思われる男子学生が山口県下松市内で遺体で発見された。
asahi.com:容疑の男子学生、遺体で発見 徳山高専事件 - 社会

うーむ、どうも釈然としない今回の事件。
週刊新潮が実名報道に踏み切った理由としては、
凶悪犯が逃亡しており、指名手配されているのに実名も顔写真も公開されていないことはどう考えてもおかしい。公表は犯人の自殺・再犯の抑止にもつながる

という理由からだったようであるが、実名報道されますよというタイミングと男子学生が自殺(かどうかはよくわからないのであるが・・・)したタイミングが奇しくも一致している。

今となっては何が真実なのか推し量ることができないのだが、男子学生の心理状態としては、

「週刊新潮で実名報道されることを知る」→「うーむ、社会復帰は難しいかも」→「もう逃げ場はないかも」→「うーむ、さようなら・・・」

という感じかもしれない(あくまでも推測ですが)。

週刊新潮で実名報道されることを未成年である容疑者の男子学生が知っていたかどうかは勿論わからないが、被害者側にしても、警察組織にしても真実を知る手段がもはやなくなってしまったことは誠に遺憾である。

警察側は「少年を推知できる情報を一切公開していない」と発表しているため、週刊新潮が男子学生の実名を知ることができたのは偏に彼らの取材によるものであろうが、なんとなく世間の風当たりが週刊新潮に冷たくなりそうな予感はする。

容疑者の男子学生が遺体で発見されたことを受けての 新潮社 のコメントはまだないのであるが、なにやら後味の悪さは否めない。

新潮社では以前 FOCUS という雑誌を出版していたが、神戸連続児童殺傷事件 の酒鬼薔薇聖斗(さかきばらきよと)の実名報道を行っている。

当時もこの実名報道に賛否両論あったと思うのだが、今回の一件でもメディアが挙って攻撃するに違いない。

暫く静観してみよう。
posted by りょーち | Comment(0) | TrackBack(0) | その他
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