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こんにちは、ふとがね金太です(嘘です)。
ダークな世界を描くことで有名なあの新堂冬樹が今度は、キャバクラを舞台にした小説を書き上げた。父の借金を返済するために新宿のキャバクラ「ミントキャンディ」でホールボーイとして働く立花。立花は水商売というものを忌み嫌っていたのだが、借金返済のために気が進まない中働き続けていた。
キャバクラにはキャストと呼ばれる所謂キャバクラ嬢の質が店の質を決めるといっても過言ではない。立花が勤めるミントキャンディのナンバーワンは千鶴というキャストだった。立花は千鶴に密かに思いを寄せていた。しかし、キャストとボーイとの恋愛はご法度である。そして自分には高嶺の花だとも感じていた。
ある日ミントキャンディに訪れた中年の男が千鶴に絡みはじめた。頭で考えるよりも早く体が動いてしまい、気が付くと男は血だらけになっていた。客に手を上げるなど接客業では最もやってはいけないことである。
そしてその事件はオーナーの藤堂にまで知れ渡ることとなった。藤堂は風俗界ではその名を知らない人物がいないほどの手腕で、いまや都内に数十件もの店を構える風俗王とも呼ばれる人物である。
立花は辞めさせられる覚悟をしていたのだが、何故か藤堂は立花を辞めさせなかった。そして意外なことに一週間の謹慎を終えるとホール長に昇格だと告げられる。ボーイとホール長とではその差は歴然としている。立花は何故自分がホール長に抜擢されたのか皆目検討が付かなかった。
藤堂との会合の後、立花を待っていたのは千鶴だった。千鶴は立花に迷惑を掛けたことを詫びる。そしてこの件を切っ掛けに千鶴と立花の距離も急速に縮まったように見えた。
更に店での立花の立場も変わった。
藤堂は立花にキャバクラ以外の風俗を体験させた。そして立花は他の風俗とキャバクラの違いを認識しホール長として働き始めたのだ。
果たして立花は生き馬の目を抜くこの世界で生きていくことができるのか?
本書では立花のライバルとして長瀬という藤堂の系列のキャバクラのホール長が登場する。あれほど忌み嫌っていた風俗業界だったがライバルの出現に立花の闘争心にも火がついた。そして最終的に立花は風俗王と呼ばれる藤堂をもライバル視する。
本書後半部分では立花は藤堂の庇護を離れ、独立して店を構えることになる。立花vs藤堂の戦いが本書の見所のひとつだと思われる。
今までの新堂冬樹の作品と比較すると比較的暴力的な描写や性的な描写が少ないので新堂冬樹ファンとしては物足りなさを感じるかもしれない。
しかし、本書が原作となり、奇しくも本日からテレビ朝日でこの黒い太陽がドラマ化されて放映されるらしい(今日の新聞のテレビ欄を読んで始めて知ったよ・・・)
主なキャストは下記の通り。
立花:永井大
千鶴:井上和香
笑子:酒井若菜
奈緒:滝沢沙織
久美子:杏さゆり
長瀬:菅原卓磨
神崎:渡邉邦門
ひなの:大友みなみ
菊田:深水元基
大滝:吹越満
藤堂:伊原剛志
うーむ。永井大ってなんとなく立花役が似合わないよーな気がするのだが・・・
伊原剛志の藤堂は結構ハマリ役かもしれない。
井上和香が千鶴役ってのは・・・(うーむ)
まあ兎に角今日の第一話を見てみるっす。
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