会社でこういうことを公言しているのであるが、所属部門的にはおそらくこういう人には即刻辞めていただきたいという感じであろう。
まあ、Webに限らずいろんなサービスを世の中に出したいのであろうが、自分の頭が固く且つ確固たる信念もあるではなく、半ばよろよろと怠惰に日々を送っているのである。
で、まあ、世の中にはいろんなサービスをキチンと送り出している企業が当然あり、そういったサービスを使ってみたりもするわけである。
で、そのなかで多分世の中的にも適度に話題になっているグルーポン(GROUPON)とかにも登録してみたのだ。2010年の新語・流行語大賞 ノミネート語にはなかったが、2011年の流行語大賞とかには出てくるのかもしれないねぇ。
サービス内容もよくわからず多分「クーポンを共同購入するとなんだかいろんな人にいいことがあるのだろう」というくらいの感覚で登録してみた。
なんとなく、このサービスって、
- 店舗・企業:沢山購入する人がいると割引率を高くしてもスケールメリットで設けがでる
- 顧客:沢山購入する人がいると割引率が高くなるので嬉しい
当たり前だが、店舗にとっては「お客が存在すること」、顧客にとっては「自分の買いたい商品が存在すること」が必要となる。この両者のバランスが割引率を決めるのかなーと思う。損益分岐点とかよくわかんないけど、大事なのは割引してもトータルで店が赤字にならないことなのかな?
まあ、りょーちも生きていく上でいろんな買い物をするが、正直、誰かと共同購入してまで安く商品をGetしようと思わないんだなー。
それに気付いた時、このサービスは「りょーちにとって」全く無価値なサービスに思えてしまったのである。
店舗および顧客のバランスとは需要と供給のバランスに他ならないが「こんなに頑張ってまで欲しいもの」「こんなに頑張ってまで安くしてほしいもの」って商品、サービスが自分にはなさそうなんだなー。
勿論、特定の店舗、企業、顧客には上手くバランスが保てるようであれば、これらのサービスは一定の価値があるのだろう。
しかし、いくらグルーポン(GROUPON)からメールが来てもまともに見たことが一度もないりょーちにははじめから不要なサービスであった。
しかし、ちょっとよくわかんないことがある。割引っていえば、なんとなくスーパーのチラシっぽいイメージがある。「定価は何円だけど、今週の土日はネスカフェエクセラが安いよ」と言ってチラシ配布エリアの顧客に店舗に来てもらうための販促物である。
「見込みで何個仕入れて何個売れればまあ、元が取れるね」と算盤をはじいて計算しているよーであるが、見込みが外れることもある。
しかし、グルーポンとかは、何人以上買うと宣言したらこの割引率で売ってもいいよというやりかたのようだ。これって、既存のチラシからしたら「後だしジャンケン」のよーな感じなのかねぇ? 「後だしだったら絶対損しないな」と思ったりするのだが、どうなんだろ?
2010年11月14日現在と、これだけ見れば沢山使われているよーな気もするが、みんなウマーな感じなのかどうもよくわからん。
これまでの総割引額:\1,696,844,326
クーポン購入枚数:319,263枚
リクルートのポンパレも同様のサービスであろうが、こういうサービスって山ほど出てきてもだいたい、上位3社くらいしか商売にならず、最終的には1位と2位の差がかなり開いてしまうよーな気がする。
数年前までSNSもmixi(ミクシィ)、GREE以外にもマイナーSNSが結構あったし、Twitter系のサイトも幾つかあったが、みんな店じまいしてしまったよーである。
用途に合わせて小器用に使い分けるのはやっぱ難しいので同一サービスの隙間顧客を獲得するのはほぼ不可能だな。
そういう意味でもグル―ポンがコケたらもうこの手のサービスはビジネス化するのは難しいのかもしれないので、今後の行く末をネットの端っこでチラ見しておくづら。
あと、Webサービスって国民性も大きな要因なので、このサービスが日本および日本人にマッチするかってのも注目だね。
まあ、正直ちょっと考えてみたがあまりよくわからない。
少なくともりょーちには不要だということがわかったので「退会」することにした。
「退会」方法はログイン後「マイページ」を選び、一番下の「退会」ボタンを押す。
パスワードを聞かれるのでパスワードを入力する。そしたらまあ退会できたな。
「やっぱ入っとけばよかったなー」と思う日は来るのだろうか?