この疑惑の判定をした三塁塁審の良川昌美のwikipediaの記事がもう更新されてるな。
良川昌美 - Wikipedia
2010年、9月19日の福岡ソフトバンクホークス対埼玉西武ライオンズに三塁塁審として出場した良川は、ソフトバンク小久保裕紀のポール際のきわどいホームラン性の当たりをファールと判定。ホークスサイドはビデオ判定を要求したが審判団は良川の判定を尊重しこれを拒否、結局判定通りファールとなった。(これがホームランであれば小久保裕紀の第400号ホームランとなっていた。) この判定の説明において良川は「自信を持ってファールと判定したので、ビデオ判定は行いません。」と述べ物議をかもした。
良川氏は「西武時代は1軍登板は無く、1981年11月自由契約となり近鉄に移籍。1988年現役引退。」とあるな。西武のOBだから西武を贔屓しているわけではなかろうが、何故ビデオ判定しなかったのか?
日本野球機構:Q&Aによると以下のように説明されている。
きわどいプレーのときに、ビデオ判定を取り入れないのですか。
現在、日本プロ野球ではビデオ判定の導入について、「打球が本塁打か否か、に限って導入してはどうか」との提案が出され、リーグ理事会、12球団実行委員会などで意見を交わしているところです。
審判のジャッジに関しては公認野球規則9.02(a)項に「打球がフェアかファウルか、投球がストライクかボールか、あるいは走者がアウトかセーフかという裁定に限らず、審判員の判断に基づく裁定は最終のものであるから、プレヤー、監督、コーチ、または控えのプレヤーが、その裁定に対して、異議を唱えることは許されない」とあります。
9.02(a)項の規定は、審判に絶対的な権限を与えたものと解されますが、同規則の「審判員に対する一般 指示」の項では、「(各審判員は)正しい判定を下すことが第一の要諦であることを忘れてはならない。疑念のあるときは、ちゅうちょせず同僚と協議しなければならない。審判員が威厳を保つことはもちろん大切であるが、“正確である”ということがより重要なことである」とあります。つまり、はっきりとは書いてありませんが、審判が間違うこともあり得ると認めている、と読むこともできます。実際、ごくまれですが、場合によっては、審判が協議のうえで判定を覆すケースもないわけではありません。
しかし、「もう一回最初の場面 に戻ってやり直し」で済むケースもありますが、野球では、試合の流れで次々と状況が変わっていく中で、やり直しが効かないケースもたくさんでてきます。こうした“復元不可能”なケースは無数にあり、あらゆる状況を事前に予測していちいち対応を決めておくことなど不可能です。この点が、いざとなればビデオ判定で「取り直し」ができる相撲とは決定的に違うところです。また、裁定の変更が頻繁に起こるようでは、野球という競技そのものが成立しなくなるでしょう。
「審判の裁定は最終のもの」という規定は、百年以上の野球の歴史を通 じて、いろいろな事例を経験し反省する中で培われてきた条項だと思われます。プレー以外のことで試合が長引いたり、あらずもがなの混乱を招かないためには、審判に大きな権威を持たせるのがいい、人間だから間違いはあるだろうが、それでも審判の裁定に従うのでなければゲームが成り立たなくなる、というのがこの規定の精神だと思います。
審判も間違うことはあるのでしょうが、その間違いを正す方法としてビデオ判定なのではないでしょうか?更にホームランの場合は、プレーが中断するため「やり直しが効くケース」ではないかと思います。
更に審判側で「ビデオ判定をする・しないを決定できる」というのがよくわからんな。監督が「今のは微妙だからビデオで見てよ」と申し出ても審判が拒否するのであれば、一生ビデオ判定の機会ないじゃん。
『秋山監督からビデオ判定を求められたが「100%自信がある。要請があれば、何でもかんでもビデオ判定をしなくてはいけなくなる」と審判団と協議したうえで拒否した。』って、今回はビデオ判定すべき内容だったと思いますが・・・ ちょっとお粗末すぎるな。職務怠慢と言われてもしょうがないよ。
更に言えば昔の審判六人制の場合は線審が判断していたため、近くで見ている審判の判断に委ねることもしかたないと思うが、審判四人制の場合はちょっと怪しいな。昔の篠塚の疑惑のホームランもかなりファウルに近いのではないかと思っていたが・・・
これを機にプロ野球のビデオ判定の更なる議論を進めてほしいな。
斉藤和巳も今回の一件に「もう少し改善する必要があるね」とコメントを寄せている。
ビデオ判定。|斉藤和巳オフィシャルブログ「ROUTE 66」
まあ、それよりも個人的には
まだまだ!|斉藤和巳オフィシャルブログ「ROUTE 66」
今日は審判の色々な判定で、ちょっとバタバタした試合やったねf^_^;
でも勝ったからオッケー!
ここに来て、ベテラン勢が更にエエよねぇ〜(^O^)!
若いのは何をしとんねん!
って言いたいところやけど、
勝ったからエエわo(^-^)o
という斉藤和巳の「若いのは何をしとんねん!」ってのは「斉藤和巳は今、何をしとんねん!」というのが正直な気持ち。
何時戻るかわからないプロ野球選手がブログで毎日記事を書く。これでは「斉藤和巳はプロブロガー」と揶揄されてもしかたない状況。早く帰ってきてほしいな。
まあ、ソフトバンクとしては兎に角明日勝つしかない。
是非頑張ってほしいものである。