2008年12月19日

森博嗣:「Θ(シータ)は遊んでくれたよ」 このエントリーをはてなブックマークに追加

Θ(シータ)は遊んでくれたよ (講談社ノベルス)
森 博嗣
講談社
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りょーち的おすすめ度:お薦め度
Gシリーズ第2弾。感想というか、メモだな。

飛び降り自殺と思われる死体の体の一部にギリシャ文字の「Θ」に似た謎のマークが発見された。更に数週間後、別の場所でも体の一部に「Θ」と書かれた飛び降り自殺の死体が発見される。偶然なのかそれとも連続殺人なのか?

この謎に首を突っ込みたくなるのが、西之園萌絵や加部谷恵美たちなんだな。
さて、細かいストーリーはおいといて、読み終わっての感想。

トリックについてはある程度の納得感は得られた。
謎は幾つかあるが、
「何故、口紅でΘと書かれていたのか?」
「被害者を結ぶ関係は何なのか?」
「犯人の動機は何なのか?」
「Θとの関係とは?」
ってのが大きな謎かな?

上記の謎で理解できないところもあった。
探偵役は例によって寡黙で消極的な海月及介。ホント、この海月くんって犀川先生と血縁関係があるんじゃなかろうか?
謎解きに関しては犀川先生の方が海月くんよりも早く謎を解くのだが、早い遅いってのはこの際どーでもいいな。寡黙な海月くんがこのシリーズで如何に少ない言葉で犯人を推理するのかが見所なのかもしれないな。
苦言を呈するなら、寡黙な海月くんを支える周囲の人々がもうちょっとにぎやかだと嬉しいんだが・・・(加部谷恵美か山吹早月あたりの頑張りが期待されるな)
もっと言えばこのGシリーズで最も大変なのは海月くんを如何に行動させるように脇役が頑張るかってことかもな。少なくともGシリーズの2冊を読む限りでは積極的に行動する海月及介を想像するのは難しい。三毛猫ホームズのホームズが片山刑事を動かすのもこんな苦労をしているのかもしれないな(三毛猫ホームズの場合は立場が全く逆なのだが・・・)

で、ちょいと驚いたのが真賀田四季の登場かな。久々に森博嗣を読んだので、S&Mシリーズをもう忘れかけてたよ。
前作の「Φは壊れたね」と今回の「Θは遊んでくれたよ」はGシリーズの導入編ってことなのかな? 真賀田四季、不気味すぎる登場だな。この真賀田四季の登場(ホントに西之園萌絵たちの目の前に登場するわけではないのだが)によりGシリーズはおどろおどろしく次回作に続きますよ。大きな伏線なんだろな、きっと。
ラスト付近は余韻を残して終わっているね。こんなサイトがあったら、めっちゃ怖いな。
検索しても出てきませんよーに。


posted by りょーち | Comment(0) | TrackBack(0) | 読書感想文
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