たとえばこんな文
A社は2007年に新製品の開発を行った。なんかやだ。
2008年には得意先に新製品の説明を実施した。
何が嫌かっていうとこの部分だな。
A社は2007年に新製品の開発を行った。これって「行う」とか「実施する」とかって使わなくてもいいんじゃないの?
2008年には得意先に新製品の説明を実施した。
A社は2007年に新製品を開発した。これでいいじゃん。
2008年には得意先に新製品について説明した。
こっちのほーがシンプルだよね。
主観だけど特に技術系の人々はこの「行う」とか「実施する」ってのが好きみたい。
ドキュメントを書くときは「行う」「実施する」ってのを使わないよーにしてみたらどうでしょう?
ためしに手元にあるドキュメントを開いて「行」「実施」で検索してみるとすごくたくさん使われていると思うよ。
冗長すぎるドキュメントはなるべく簡潔にしたほーがよいよね。
特に社会人のドキュメントは「で、結局何なの?」ってのがわかればよいので、
- なるべく簡潔に
- 平易な文章で(小難しい表現を避ける)
- 主語と述語の関係を分かりやすく(誰が何した)
以下主観的なサンプル
- 見直しを進めていくこととする。→見直す。
- 汎用化システムに向けた改良開発に取り組んでいる。→汎用化システムを改良開発中。
- αシステムを共同開発するとともに、他社へ水平展開していくことを決定した。→αシステム共同開発し、他社への水平展開を決めた。