ってことで、お年玉用として新札の両替のために銀行に行ってみた。
一般的なお年玉の相場はわからないが、毎年こんな内訳にしている。
中学生:5000円
小学校高学年:3000円
小学校低学年:2000円
小学生未満:1000円
今回は、中学生2名、小学校高学年1名、小学校低学年2名、小学生未満2名なので5000円札2枚と1000円札9枚でよいのだが、2000円が2名なので「ここは2000円札を2枚用意してみるか」とふと思い立った。
案内の方に「所定の用紙に両替の内訳を記載してね」と言われたので、それぞれの必要枚数と「新札」の欄に「○」を記載し窓口に提出したのだが「二千円札の新札はこちらにない」とのことだった。
まあしょうがないので旧札で用意してもらい銀行を後にした。
Wikipediaで二千円紙幣を調べてみると「2003年度(平成15年度)以降は製造されておらず、2010年(平成22年)には大量の二千円券が日銀の金庫に保管されたままの状態になっている」とのことで10年以上新札が発行されていないらしい。
そもそも二千円札発行の経緯は以下のようなものらしい。
第26回主要国首脳会議(沖縄サミット)と西暦2000年(ミレニアム)をきっかけとして、1999年(平成11年)に当時の小渕恵三内閣総理大臣の発案で、2000年(平成12年)7月19日に森内閣のもとで発行された。うーむ、やはり二千円札いらなかったんじゃね?
財務相に聞いた「二千円札」の今後 | web R25によると2013年2月末の銀行券の流通量はこんな感じ。
一万円札:76億213万枚(63.3%)ちなみに、1997年に日本銀行金融研究所のレポートとして当時慶應義塾大学商学部に在籍されていた北村行伸氏が発表した貨幣の最適な発行単位の選択について(PDF)を見ると
千円札:37億4610万枚(31.2%)
五千円札:5億5608万枚(4.6%)
二千円札:1億125万枚(0.8%)
もし、10000円札以上の単位の札を発行するのであれば、次は 20000円札が理論的には望ましいことが判る。とされている。当時とは時代背景も異なるので20000円札が発行される可能性は薄いだろうが、2000年当時20000円札が発行されてたらどうなったのか気になるなぁ。