電車に乗ってるとかなりの確率でパズドラやってるユーザを目にする。最近は女性ユーザもかなり多く、カップルが横に並んで二人でパズドラやってたりする光景も何度か目にした。カップル滅びろ(嘘です)。
私もパズドラや拡散性ミリオンアーサーなど所謂ソーシャルゲームを今までやっていた。
パズドラも拡散性ミリオンアーサーも(課金しなければ)行動できる時間が有限なので24時間ずっとやってるって状態には回避できるとは思うがやはり「パズドラ依存症」という状態に陥ってしまう可能性を秘めている。
パズドラ依存になるポイント
1. クリアできそうでできない
ある程度レベルが上がるとなかなかクリアできないところまで来てしまう。クリアするためには「魔法石を使ってコンティニューしまくる」か「より強いチームを作る」のいずれかが必要になってくる。
「より強いチームを作る」ためには合成や進化などでより強いモンスターを手にいれ、レベルアップさせるか、レアガチャなどで強力なキャラを手に入れるかのいずれかの方法がある。レアガチャを引くにはやはり「魔法石」が必要となる。
魔法石は「ダンジョンをクリアしたとき」「運営側から記念イベントや障害時のお詫び」にも貰えますが、iTunesカードなどで買うことができる(1個85円、30個2000円、85個5200円など)。お金がある人は課金してレベルアップしてどんどんクリアできるかもしれない。
これを続けてもやはりどこかで「クリアできそうでできない」ポイントは存在しそうである。
2. より先に進みたいという衝動
「この後どうなるんだろう」というまだ見ぬ世界への衝動を人は抑えきれない。「YouTubeなどに動画がいくつも落ちてるんだからそれ見ればいいじゃん」と思う人もいるかもしれんが、自分の手で操作してその結果が自分のスマホに残るのとそうでないのとでは全く異なる。このあたりはパズドラでなくても普通のロールプレイングゲームでも同じことだとは思うが、例えば電車で隣の人がパズドラをやっているが、自分がまだ見たことないダンジョンやモンスターを見たり、新しく強力なキャラをゲットした瞬間を見たりすると「オレもゲットしたい」という気持ちになるだろう。
3. スキマ時間がスキマ時間でなくなる
ソーシャルゲームの多くは移動中や休憩などの隙間時間を使っても楽しめるってことだと思うが「パズドラ依存症」になってくると時間の使い方が変わってくる。そのよい例が「ゲリラダンジョン」である。
ゲリラダンジョンはある特定の時間帯(1時間)に出現する経験値を沢山稼げるダンジョンである。用はメタドラ、ルビドラ、サファドラなどのダンジョンのことである。ふと気がつくと「今ゲリラダンジョンやってるかも・・・」と思いスマホをチェックしてしまう。こうなるともうスキマ時間にパズドラやってるのではなくパズドラの隙間時間で生活しているという状態に陥る可能性もある。
ここまで大げさでないにしろ「気がつくとパズドラ立ち上げてる」「スマホ起動後まずパズドラアイコンをクリックしてしまう」ってのが日常の人もいるだろう。
まあ、他にも幾つかポイントがあるかとは思うが「クリアできない」「でもクリアしたい」「スキマ時間にちょっとパズドラ」の流れで気がつけばずっとパズドラしてますという感じになっているのではなかろうか。
少なくとも半年前までは私もパズドラにハマる一歩手前でした。
とりあえずiPhoneを持ってないと落ち着かなかったりというとこまでは行かなかったのですが高い頻度で気になる状態が続いていました。
で、これをやめるにはどうすればよいか。
というか私がどうやってやめたか以下記載します。
パズドラを簡単にやめる方法
「パズドラ」のアプリケーションをiPhoneから削除する
以上である。
「何言ってんだ、お前」という怒声が聞こえるのはごもっともです。
しかし、マジでこれしかありません。
まあ、これでは「詐欺だろ?」と言われても仕方ないのですが、重要なのは「どうやってアプリケーションを削除する気になるか」ということですよね。
わかってますよー(落ち着いてw)。
ちなみに、ここで対象としているのは「パズドラをやめたいと思っているのにやめられない人」です。
パズドラを楽しんでいる人にとっては何の意味もない記事です。
パズドラを辞めたくない人はこの記事見ても不快になることが多いと思いますので
パズドラ 究極攻略データベースでも見てドロップの消し方やコンボを極める方法を身につけてください。
また、パズドラ以外にも所謂ゲーム全般に当てはまることです。これが「拡散性ミリオンアーサー」でも「クイズRPG 魔法使いと黒猫のウィズ」でも考え方はほぼ同じですな。
では仕切り直して・・・
パズドラを簡単にやめる気になる方法
1. そもそもパズドラやって何が嬉しいのか10個理由を言ってみる
10個は大げさだとしても5個くらいでもよいかもしれませんな。
一度、何故自分がパズドラやってるのかを紙に書いてみるとよいであろう。
まあ、例えばこんな感じかもしれませんな。
・暇つぶしのため
・キャラを集めるのが楽しいから
・レベルアップしてダンジョンをクリアするのが楽しいから
・ガチャでよいモンスターが出たら嬉しいから
・友達がやってるから
・流行ってるから、みんなやってるから
・消えた時の爽快感が好き
などいろいろあるだろう。
2. その理由をよく眺めてみる
今挙げた理由はホントに自分が心から望んでいることだろうか?
例えば「暇つぶしのため」であればパズドラじゃなくてもよいですよね?
「キャラを集めるのが楽しいから」というが、集めてどうするの?
「ダンジョンをクリア」するとどうなるの?
「ガチャでよいモンスターが出た」ら何が嬉しいの?
などをひとつひとつ考えてみるとよいでしょう。
3. パズドラのために何か犠牲にしてないか?
この記事で最も言いたい点はこの一点のみといっても過言ではない。
「パズドラのために貴重な時間を無駄にしていないか?」
「パズドラのために家族や友人に迷惑をかけていないか?」
「パズドラのために課金してお金を無駄に使っていないか?」
私の場合は資格取得のために日々の通勤時間を学習時間に充てる必要があったのですが、パズドラをやってしまったりして無駄に時間を費やしてしまいました。一回目の受験で通過することができず「これは本腰を入れて勉強しないとヤバイ」と思い、パズドラ断ちを決行するに至りました。その後資格試験は無事通過できたのですが、不思議と今またパズドラをやろうかなという気にはなっていません。
4. 終わりがない
このゲームどうやったら終わるんですかね?終わりのないゲームってちょっと怖いですよね。それこそ「いつまでこれやるつもりですか?」と聞いてみたくなります。今20歳の人は5年後パズドラやってますかね?まあ多分やっている人もいるでしょう。50代から60代のオジサンでもパズドラやってますからね。
でも「5年間、10年間、通勤でドロップを消す人生ってどうなんですか?」
私の場合は「やめる」と決断してすぐにアプリを削除するには至らなかったのですが、あるとき「これやって何になるんだろう?」と恐ろしくなり「えいやっ」と削除してみました。削除したときの気持ちは「まあ再インストールも出来るし・・・」くらいの感覚でしたが「いままで育てたモンスター達が・・・」と後ろを振り返ってみる人も多いでしょう。
その時に考えてください。また一から同じ時間かけてパズドラをやることの虚しさを・・・
正直ここで「じゃあ削除するのやめた」と思う人はまだパズドラを辞めたくないという気持ちのほうが強いのでやめるのは無理かもしれません。
繰り返しになりますがこの記事は「パズドラ辞めたい」という人向けの記事です。まだ、あなたは「パズドラを辞めたくはなっていない」のでしょう。「本当に辞めたい」と思う時が来るまでもう少しかかるかもしれませんね。でも人間は劇的に変わるわけではないので「本当に辞めたい」と思う気持ちに大きく傾いたときにこの記事を再度読み返してもらうとよいかもしれません。
ちなみにパズドラを卒業したその後のみなさんは多分こんな感じになるのではないかと思います。
パズドラをやめた後の私
1. スキマ時間がホントのスキマ時間になった
パズドラを卒業したら、もう「今ゲリラダンジョンやってるかな?」とか気にしなくてもよいんですよ。スキマ時間には本を読んだりぼーっとしたり暇があればいろんなサイトをスマートフォンで見たり、いままでパズドラやってた時間、別のことやってるだけなんですけど、前にも記載しましたが通勤時に勉強する時間を取ることができるようになり、資格を無事取得することができました。スキマ時間にやることがとくに決まっていないのは有意義に時間を使えていて非常に心地よいです。
2. スマートフォンを触る時間が減った
パズドラ専用マシンというわけではないがスマートフォンを触る時間が減ったのでバッテリーも比較的長時間使えるようになりました。これについてはこまめに充電することで対応できるかもしれませんね。
3. パズドラをやめたという達成感を得た
「お、やめることできるんだ」とちょっと感動してしまったよ。別にガンホーの手先になるのが嫌なわけではないが、意外と簡単にやめることができた。
これまでにも
facebookのzyngaなどのソーシャルゲームのやめ方、
アフィリエイトプログラムのやめ方などいろいろ書いてきたが、パズドラもスッキリやめることができてホッとしています。
「やめたいのにやめられない」方は参考にしてみてください。
あと、削除してもまた再度インストールしてしまうという方は、まだ「本当に辞めたい」の域まで達していないので、また「辞めたい」と思ったときに再度このページを読み返してください。
「やめることができた!」「やめられません」などの報告はコメント欄にお願いしまーす。