Windowsで以前使っていたのは、Broadway - Voralent Computer Serviceだった。これはかなりいいアプリで、iTunesで歌詞の登録されていないプレイリストを自動で作り、iTunesと連動し、Web上の歌詞検索サイトを横断検索し歌詞設定候補をリスト化してくるという優れもののフリーソフトだった。
なぜ、過去形で書いてあるかと言うと最新バージョンの3.4より歌詞検索機能が停止してしまっているからである。バージョンアップ後歌詞検索ができなくなり途方に暮れていたが、少し前に別のiTunes用歌詞設定フリーウェアであるLyrics Masterを見つけた。
Lyrics Masterも複数の歌詞サイトを横断検索し、iTunesと連動して歌詞設定をできるのだが、Broadwayにあった歌詞未設定曲のプレイリストの自動作成機能がなかったのだ。
以前、VBScriptでiTunesを操作できることを知ったのでそういうスクリプトがあるのではと思ったが、そのものズバリが見つからなかったので、iTunesのScriptを書いてみた|くまぞうWeblog Re:Re:Returnsを参考に以下作成してみた。
01 : ' 歌詞のない曲を「歌詞未登録曲」プレイリストに入れる
02 : ' 参考:iTunesのScriptを書いてみた|くまぞうWeblog Re:Re:Returns
03 : ' http://ameblo.jp/kmzblog/entry-10229282670.html
04 : Set iTunesApp = CreateObject("iTunes.Application")
05 : Set tracks = iTunesApp.LibraryPlaylist.Tracks
06 : numTracks = tracks.Count
07 : Set Lyriclist = iTunesApp.CreatePlaylist("歌詞未登録曲")
08 : For i = 1 to numTracks
09 : Set currTrack = tracks.Item(i)
10 : lyrics = iTunesApp.LibraryPlaylist.Tracks.Item(i).Lyrics
11 : If lyrics = "" Then
12 : Lyriclist.AddTrack(currTrack)
13 : End If
14 : Next
15 : WScript.Echo("歌詞未登録曲をプレイリストに追加しました")
ということで、まずこのスクリプトを実行し、歌詞未登録曲プレイリストを作成後、Lyrics Masterを使うといいと思われる。
で、ココまで書いた後に、リンクをチェックするためにLyrics Masterを再度ダウンロードしてみたところ、なんと、Lyrics Masterには歌詞未登録曲プレイリストの自動作成用VB Scriptが同梱されておった・・・ (全く知らんかった・・・)
用意されているスクリプトは「リンク切れの曲を削除する」「歌詞の全角スペースを半角に変換」「歌詞のある曲を集める」「歌詞のない曲を集める」というもの。
ソースを見てみると、同梱されているスクリプトの方がキチンとエラー処理などされているためLyrics Masterで配布されているものを使った方がよいと思われる。
で、ソフトウェアのRead Meに記載されているヘルプ用HTMLサイトにiTunes Scripts の使い方としてキチンと記載されていた。
ということで今日の結論。
- Lyrics Master最強。バンザイ。
- マニュアルはよく読みましょう