社長の対応が何かと話題に取り上げられているが過去にどういった発言をしたのか気になって検索してみたが各社ともにインタビュー記事を悉く削除しておりなかなか全容にたどり着けない。
Googleのキャッシュなどから拾えるものがあったのでバックアップの意味も込めて今のうちに保存しておくっす。
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100円焼肉
●焼肉酒家えびす 相模原橋本店
【住所】
神奈川県相模原市緑区橋本2-21-2
【電話番号】
042-770-4129
【営業時間】
平日 17:00〜24:00
土日祝 11:00〜24:00
【定休日】
年中無休
【100円グルメ】
塩だれトントロ
塩だれ豚バラ
塩だれ若鶏
上シロ
鶏皮
塩だれぼんじり
Google cache (backupurl) 【レポート】マクドナルドより安い焼肉店!? - 100円焼肉、安さと人気の秘密に迫る (1) トントロや豚バラなどが一皿100円 | ライフ | マイコミジャーナル
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【レポート】マクドナルドより安い焼肉店!? - "100円焼肉"、安さと人気の秘密に迫る
(1) トントロや豚バラなどが一皿100円
[大畑加代子2011/02/22]
500円で焼肉定食が楽しめるって本当?
中学生が500 円玉を握り、「マクドナルドより安い! 」と通う焼肉店がある。石川県を中心に展開している「焼肉酒家 えびす」だ。同店を経営するフーズ・フォーラスの代表取締役社長・勘坂康弘氏が同店を立ち上げたのは1997年。いまよりもっと高級なイメージの強かった焼肉をリーズナブルに楽しめるよう、当時から客単価2,300円前後という低価格路線を推し進めてきた。立ち上げからの11年間は、じっくりと時間をかけ、10店まで店舗を増やした。
そして2009 年12月。一皿100円(税込105円)の"100円焼肉"を開始し、一気に人気を拡大。圧倒的な安さのインパクトに加え、商品の品質や店舗のお洒落さも支持され、2年間で20店舗までに急増した。2010年7月より関東圏でも出店を開始し、2010年12月には関東4号店、神奈川・橋本に「焼肉酒家 えびす 相模原橋本店」を出店している。
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一皿100円 (税込105円)の"100円焼肉"のメニューは、「トントロ」「豚バラ」「塩ダレ若鶏」「塩ダレポンジリ」「上シロ」「鶏皮」の6種類。国産鶏を使うなど品質にもこだわり、ボリュームもなかなかのもの。これらのメニューは原価が平均50%程度で、お値打ち度は抜群。お客側もそれを分かっているようで、平均すると100円焼肉メニューから1人あたり2.5皿を注文するという人気なのだ。
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その他、「韓国岩塩のり」「もやしナムル」などのサイドメニューも100円(税込105円)で提供する。さらに土日のランチタイムには、ライスやスープ、ソフトドリンク半額等のサービスもあり、「ライス 中」は140円、「ソフトドリンク」は90円となる。つまり、本当にたった500円で自分好みの"焼肉定食"が楽しめてしまうのだ。
2010年11 月からは、平日限定で2,100円〜の飲み放題付き宴会コースも導入。「豚バラ」「若鶏」といった焼肉メニュー6種類、キムチ、焼き野菜、無農薬栽培のサンチュに加え、飲み放題まで付くという衝撃の内容で、こちらも多いときで3〜4回転するほどの人気を集めている。
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北陸を中心に 「 焼肉酒家えびす 」 を展開する 株式会社フーズ・フォーラス 。『 すべてのお客様に 「 愛 」 を、店舗スタッフへ 「 感動 」 を、「 愛と感動 」 のレストランチェーン 』 『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 と理念、ビジョンを明確に打ち出し、強烈なリーダーシップを発揮し飲食企業経営を推し進める勘坂康弘社長。今回は飲食店経営に必要な理念、ビジョンとその実現のために必要なことについて勘坂社長のお話をお伺いした。
実は、起業をするまで飲食業で働いた経験はなかったのです。ですから、「 何で創業しようか?」 と本当に色々悩みました。創業したのが28歳ですが、起業を決意したのが23歳、5年間も悩み抜いたことになります(笑)。もちろん天井をじーっと見つめていただけではなく、行動は起こしていました。
大学卒業後は2年間、商社で働きました。その後3年間事業選定をして起業することになるのですが、起業するにあたって、考えていたのは 「 自分が楽しいと思える事業をやろう 」 そして 「 ある程度大きな会社に育てたい 」 ということでした。
学生時代にディスコでアルバイトしていました。今の若い方はジュリアナがぎりぎりだと思いますが、我々はマハラジャ世代でした。いわゆる黒服のアルバイトだったのですが、お客様に目一杯サービスをすると 「 今日は楽しかったわ 」 などと言われて笑顔で帰られるのですね。お客様が凄く喜んでいただくのを見る度に、こちらも楽しい気分になる。「 おっ、彼女たちは俺のファンになったんじゃない?」 などと、ほとんどナルシストの世界ですね(笑)。
学生時代の楽しかった思い出からサービス業にしようとターゲットを定め、規模の大きい外食産業なら多くの上場企業もありますし、大きな企業に育てることができると考え外食企業を立ち上げることに決めました。
外食企業と決まれば、次は業態です。サービスを活かすことができて、ある程度の単価をいただけるのは何かという観点から業態を決めようと考えました。商社を退社後に業態選定のために半年ほど東京に行きました。たまたまといいますか、タイミング良くといいますか、当時牛角や焼肉さかいが出始めた頃だったのですね。これは行けるんじゃないかと思いました。
実は頭の中にぼんやりと 「 焼肉屋 」 があったのです。学生時代に友人の父親に焼肉屋に連れて行ってもらったのですが、「 こんなに美味い食い物があるのか 」 と感動したことがあったのです。「 焼肉ってこんなに高い食い物なのか 」 と逆の感動もしましたが(笑)。私自身肉が大好きでしたし、リーズナブルに提供できれば絶対いけると思いました。焼肉は単価が高い店が多く、牛角などが出始めたとはいえまだ後発でもいけるだろうと考え、焼肉業態にしようと決めました。
資金調達は自力でやりました。東京から戻ってきてから地元の工場への派遣で2年半ほど働いて1000万円ほど貯めました。お金を貯めるのは非常に簡単なことで、使わなければいいんですよ(笑)。月に30万円貯めれば2年半で900万円貯まるじゃないですか。それまでの貯金に車を売った代金を加えれば1000万円になるんですよ。
当時は手取りで32〜33万円くらいだったと思いますが、その内30万円を貯蓄に回していたんです。正直、私の場合は環境に恵まれていたと思います。両親と同居していましたので、多大なる協力をしてもらいました。朝夕食は自宅で、昼食は弁当をつくってもらっていました。飲み物も水筒を持っていっていましたから、2年半の間コンビニにも入りませんでしたね(笑)。
よく 「 起業するために苦労されたでしょう 」 と聞かれるんですが、私は苦労したと思ったことが1度もないんですよ。遊びたい盛りの若い時でしたが、最短で1000万円貯めるという目標がありましたから。もちろんお金を使えるほうが気持ちが良いですが、” 今日は1円も使わなかった ” ” おっ今日で1週間1円も使わなかった ” というのも結構気持ちが良いもんなんです(笑)。なんだかゴールに向かってちゃんと進んでいるなと実感ができるんです。これは、起業を目指す方へのメッセージなのですが、『 目標のゴールは短い方が良い 』 ですよ。当時の生活も2〜3年が限度で、さすがに5〜10年先の話になるとかなり厳しかったと思います。当時を振返っても苦労どころか楽しかった思いのほうが強いですね。
今、「 当時の生活をしろ 」 と言われたら・・・。できなくはないと思いますが、やっぱり嫌ですね(笑)。
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北陸を中心に 「 焼肉酒家えびす 」 を展開する 株式会社フーズ・フォーラス 。『 すべてのお客様に 「 愛 」 を、店舗スタッフへ 「 感動 」 を、「 愛と感動 」 のレストランチェーン 』 『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 と理念、ビジョンを明確に打ち出し、強烈なリーダーシップを発揮し飲食企業経営を推し進める勘坂康弘社長。今回は飲食店経営に必要な理念、ビジョンとその実現のために必要なことについて勘坂社長のお話をお伺いした。
1997(平成9)年5月に1号店となる 「 焼肉酒家えびす 」 高岡南店を富山県高岡市に開店し、翌1998(平成10)年9月に有限会社フーズ・フォーラスを金沢に設立しました。そして2年後の2000(平成12)年12月に資本金を1000万円に増資して、株式会社化しました。
社名を決める時は悩みましたね。2〜3ヶ月悩んだんじゃないかな。言葉の使い方って大事ですよね。名が体を表すといいますから。フーズ・フォーラスを英文にすると ” Foods For us ” つまり私たちのためという意味です。私が何故この会社をつくったのかというと、それは自分の人生の目的を達成するためです。それは何かといいますと”一度しかない人生なんだから幸せに生きて行きたい”まさにこれなんです。これこそが私の人生のミッションなんです。自分自身が幸せになるために会社を興して、輝かしい、素敵な人生を仕事というものを通して具現化したいと思ったわけです。ただし一歩下がって見つめ直すと私一人じゃ大したことができないことに気付きました。会社を大きくしていくためには私に関わる人、わが社に関わる人にも支えてもらわなければいけない。であるならば、こういった人たちもやはり仕事を通して、会社を通して自分たちの人生の幸せを実現して行こうじゃないかという意味合いから “ For us ” と名付けました。簡単に言うと”私たちがこの会社を使って、会社を通して自分の自己実現をしていこう“という意味なのです。
一方で 「 えびす 」 という店名は・・・、特別深い意味は無いんですよ。無いのだけれどもやっぱり2〜3ヶ月悩みましたかね(笑)。「 えびす 」 って語呂がいいじゃないですか、非常に呼びやすいし、ロゴにしてもわかりやすい。もう一つはえびす様は豊漁の神様、商売繁盛の神様ですよね。この2点から店名を決めました。
起業するにあたって、「 ある程度大きな会社に育てたい 」 とお話しましたが、飲食店の場合やはりチェーン展開をして多店舗化を図ることだと思います。創業時には具体的な店舗数までは考えていませんでしたが、現在は出店目標として2020年度までに300店舗にしたいと掲げています。それを実現するために必要なことは、経営者自ら学んでいくことと経営理念を明確にし、全ての従業員が理解し行動することだと思っています。
まず私個人の話をしますと、10数年前からペガサスクラブに行ってチェーンストア理論を学びました。それからロイヤルホストで副社長をされていた井上フードビジネスコンサルタンツの井上恵次先生のコンサルも10年以上受けています。
井上先生の指導を受けながら経営理念の重要性を学びました。
これが当社の経営理念です。簡単に言いますと、先ほどの社名と一緒で、会社を通して自分たちの幸せを実現して行きましょう、その幸せは物心両面、つまり精神的なものだけではなく物理的な幸せも実現するものですよ。自分自身が幸せになるためにはお客様の喜びのために行動できる人になることですよ。さらに店舗は一人だけでは運営できないから、店舗スタッフ全員がお客様の喜びのために行動できる、つまりチームとして行動できるようにしましょうということです。
飲食店で重要なことはお客様に喜んでいただくということだと思っています。お客様の喜びをつくれる個人であれば、チームであれば、私たちは必ず会社を通して、仕事を通して物心両面で幸せになれると確信しています。ですから経営理念となりうるのです。
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北陸を中心に 「 焼肉酒家えびす 」 を展開する 株式会社フーズ・フォーラス 。『 すべてのお客様に 「 愛 」 を、店舗スタッフへ 「 感動 」 を、「 愛と感動 」 のレストランチェーン 』 『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 と理念、ビジョンを明確に打ち出し、強烈なリーダーシップを発揮し飲食企業経営を推し進める勘坂康弘社長。今回は飲食店経営に必要な理念、ビジョンとその実現のために必要なことについて勘坂社長のお話をお伺いした。
チェーン展開を目指す起業家の方へアドバイスさせていただきます。チェーン展開をする場合に重要なことは経営者の思いを全てのスタッフとの共通認識とすることです。スタッフには社員だけではなくキャスト、当社ではアルバイトのことをキャストと呼んでいるのですが、も含まれます。
経営理念は、経営者の思いを言葉にしたものですが、これを全てのスタッフ間の共通認識とするために当社で行っていることをお話します。
理念を明確にしたら、次にその理念を具体的な行動に落とせるようにします。行動の標準化をおこなう。要は行動基準をつくることですね。行動基準はマニュアルで表現することが出来ます。多くのチェーン企業ではマニュアル化まではできていると思いますが、重要なことは、この行動基準に対する評価を適正におこなうことです。評価が明確に分かるようなマネージメントの仕組み、評価制度をつくることです。理念、行動基準、評価制度というサイクルを回していくことを行っています。私が感じているところではチェーン店でうまく行っていないところは理念倒れになっているところが多い気がしています。
当社がやっていることを具体的にお話しましょう。
当社では、理念に沿った行動基準をSTP(Stage up Training Program)というマニュアルに落とし込んで運用しています。これはポジションごとにステージを分けてどのような行動をしたらいいのかを具体的に表現したマニュアルとなっております。結構細かく分けていますので10数冊あります。1冊は薄いですけれど、中身は意外と濃いんですよ。
サーバー担当者であれば、サーバーの動き、挨拶の仕方、使う言葉も全て決まっています。例えば、ドリンクをお出しする際には、「 生ビールをお持ちいたしました。ありがとうございます。」 と一言の言いながらお客様と ” アイコンタクト ” をしましょうとか結構細かく記述しています。
そして、マニュアルの最後には認定という項目があります。これが評価に当たります。マニュアルという行動基準に対して各自がどのくらい理解をして行動できているかを評価します。認定には60数個の項目があって、認定率を算出して評価につなげていきます。
このマニュアルは外部につくってもらったわけではなく、全て自社でつくりあげました。例えばサービスのマニュアルは、感じの良い子を選出してつくりました。といっても良くわからないですよね(笑)。
感じの良い子にサービスしてもらうとお客様は喜んでくださいますよね。感じの良い子は何故感じがいいのかというと、感じの良い行動をしているだけなんですよ。じゃあ感じの良い行動とはどういう行動なのかを分析してマニュアル化すれば皆が感じの良い行動ができるようになると考えました。
感じの良い子をどの様に選んだかというと、社内でサーバーの ” 笑顔コンテスト ” というのをやったのです。賞金総額20万円で(笑)。選出方法はいたってシンプルでお客様からのアンケートで最多得票数を得た人が1位で1000票余りの得票がありました。このトップの子が 「 何故感じがいいんだ 」 と徹底的に分析をして、文章にまとめて行動できるように落とし込んだのです。その一つが、「 コーラでございます 」 チラッ、「 生ビールでございます 」 チラッとアイコンタクトをするという事だったんですね。ここまで大げさにはやりませんが(笑)。このように ” 感じが良い ” ” 人気が出る ” 所作であったり、会話をマニュアル化したのです。
飲食店をやるなら、私たちはお客様を絶対に喜ばせよう、お客様に 「 あなたに会えて良かった 」 と言っていただけるようなレストランにしようというのが理念、経営理念じゃないですか。ではどうやってお客様に喜んでいただくのかという行動基準を文章に落とし込んだのがSTPマニュアルです。STPマニュアルに沿った行動が取れているかと評価するのが認定制度で、この認定制度というのはインセンティブ、つまり給与に直結している制度にしているのです。
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北陸を中心に 「 焼肉酒家えびす 」 を展開する 株式会社フーズ・フォーラス 。『 すべてのお客様に 「 愛 」 を、店舗スタッフへ 「 感動 」 を、「 愛と感動 」 のレストランチェーン 』 『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 と理念、ビジョンを明確に打ち出し、強烈なリーダーシップを発揮し飲食企業経営を推し進める勘坂康弘社長。今回は飲食店経営に必要な理念、ビジョンとその実現のために必要なことについて勘坂社長のお話をお伺いした。
飲食店スタッフの行動についてもう少し話を続けましょう。皆さんは 「 鏡の法則 」 と言う言葉をご存知でしょうか?鏡を見て笑えば、鏡の中の自分も笑っていますよね、鏡を睨みつければ、鏡の中の自分も睨んでいますよね。鏡の法則というのは、「 人生の中で起こっている出来事は、人生を映し出す鏡である 」 という法則のことです。つまり、私たちが心の中で思っている気持ちがそのまま現実の出来事に反映されるということなのです。例えば、いつも幸せな気持ちでいれば、現実でも幸せな出来事が起きるということになるというのです。
当社の場合は、自分たち自身が物心両面で幸せになりたいのであれば、自分たち自身がいつも幸せな気持ちでいられるようにお客様に喜んでいただくための行動を心がけましょうという事になるのです。
お客様に喜んでいただく行動を裏付けるものがSTPマニュアルであり、実現できているかを裏付けるのが認定制度なのです。
これから飲食店を立ち上げようとされている起業家の皆さんに申し上げたいのは、飲食店の経営者はやることが多岐に渡りますが、その中でも従業員教育は経営者にとって重要事項の一つだという事です。私が従業員教育に命を掛けているといっても決して過言ではありません。お店を評価されるのはお客様です。経営者が一人で気張っても、店舗のスタッフが同じ考えで行動してくれないと評価を得ることは困難です。全スタッフが認識を共有化するためには従業員教育は欠かせない仕事なのです。
従業員教育のやり方は各社各様ですが、当社の場合には行動基準となるSTPマニュアルがありますので、最低限そこに書かれていることをやりきろうという事を全社員の前で話しています。もちろん一人では大したことができません。チームとして、キャストを含めたメンバー全員が理解して、行動しなくてはいけないよという事を月1回の集まりの場で口を酸っぱくするほど徹底しています。
このように社員に対しては、全員行っていたのですが、キャストに対しては直接話をしていなかったのです。これからはキャストにも、より店舗運営に関わってもらわなくてはいけないと思い、キャストに対する講習会を一昨日の土曜日(2010/11/13)初めて開催したばっかりなのです(笑)。
各店から2〜3名ずつ、自薦で参加してもらいました。全員でないのは、このキャストたちがエバンジェリストとして、要は伝承者として各店のキャストに対して伝えてくださいというプログラムなのですが、かなり熱く1時間に渡ってしゃべりましたね(笑)。これからはキャストも巻き込んでさらに強い集団につくりあげて行きたいと考えています。
従業員教育というのは、心をつくりあげていくことだと考えています。経営者としての自分の思いが基本的に形になっていく。そこが楽しいんじゃないかなと思います。自分自身、一人で出来ることは大したことではないのでチームとして強い集団をつくりあげたいとの野心というか志がありましたから、徐々にですが段々良い形に皆がなってきているのを見ると嬉しいですよね。
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北陸を中心に 「 焼肉酒家えびす 」 を展開する 株式会社フーズ・フォーラス 。『 すべてのお客様に 「 愛 」 を、店舗スタッフへ 「 感動 」 を、「 愛と感動 」 のレストランチェーン 』 『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 と理念、ビジョンを明確に打ち出し、強烈なリーダーシップを発揮し飲食企業経営を推し進める勘坂康弘社長。今回は飲食店経営に必要な理念、ビジョンとその実現のために必要なことについて勘坂社長のお話をお伺いした。
よく 「 勘坂君は成功したよね 」 と言われるんですが、正直自分が成功しているかどうかは微妙だと思っています(笑)。ただ目指す方向に近づいていっているのは確かです。我々には、将来展望つまりビジョンとして 『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 を掲げています。日本一輝く企業を目指そう、日本一歴史に残るような会社を目指そうということです。
そのためには、優秀な人材を育成して、働き続けてもらう。ですから当社は飲食業では珍しいかもしれませんが終身雇用制を堂々と謳っているんです。ですから当社で働くことによってより輝いた人生を送ってもらえるような会社にしたいと思っています。もちろん独立することでより輝いた人生を送れると思うならそうすれば良い。でもこのビジョンを一緒に達成して行きたいと考えております。
ビジョンについてもう少しお話します。『 日本一の伝説となるレストランチェーンを実現 』 と掲げてもそのための行動指針が無ければ絵に描いた餅になってしまいます。そのために 「 商品力で日本一!!」 「 接客サービス力で日本一!!」 「 店長の平均年収で日本一!!」 という3つのミッションを課しています。さらに2014年度までに東証マザーズに上場して2017年度までに東証一部に上場、2020年度までには300店舗出店して行きたいと考えています。
「 何で安い値段でできるの?」 と聞かれるんですが、それは、安くしようと思っているからです(笑)。安くするには色々と方法がありますが、価格と味のバランスは忘れてはいけません。「 焼肉酒家えびす 」 の場合は食材を使い分けることによって実現しています。例えば牛肉。牛肉は国産牛とオージービーフだとやはり国産牛の方が美味しいです。だから国産牛を使っています。ホルモンも和牛とUSビーフでは味が全然違うのです。ですから例え原価率が50%かかっても和牛なんです。それに対して、豚肉とか鶏肉は国産と外国産を比べても味の違いがほとんど無いのです。だから外国産でいいのです。
寝ていたら幸せになれない、だから我々はお客様の喜びのために頑張って、本気でやっていかなければならないのです。それもチームで、キャストも含めて全員です。30人いたら30人全員が、お客様が喜ぶために命をかけてやる集団にする。一人の例外も作らないぞというのが信念です。30人強のそういった店が300店舗あったら10,000人じゃないですか。10,000人が全員 「 ようし、今日もお客様を喜ばすぞ 」 という集団になったらそれだけで伝説のレストランじゃないですか。その様なチーム、店舗にしたい。これが300店舗できることが私たちのいう伝説なんですよ。
これはご覧の通りです。店舗スタッフにも 「 感動 」 を与えられる会社にして行きたいと考えております。
最後にこれから飲食業で起業を考えられている皆さんに申し上げたいと思います、何のために起業するか、何故起業したいのかを明確にしてください。” 何のため ” にやるんだということがないと挫折をした時に再び立ち上がることが難しいと思います。「 俺は儲けたいんだ!」 でもいいです。だけどそれだけだと1店舗流行ったら燃え尽きてしまう可能性があります。儲けたいにプラスアルファ何かが必要です。例えば人に何をどのような形で貢献するんだそういったことが必要だと思います。私も店長クラスの社員に 「 仕事は自分のためにやりなさい。だけれどそれだけじゃ誰もついてこないよ。」 と言っています。自分の目的、それにプラスアルファ何かが必要だと思います。
是非良いお店を作り上げて下さい、そして一緒に飲食業を盛り上げて行きましょう!
文: 齋藤栄紀
完
うーむ。難しいかも知れんが、各メディアのサイトには、できれば元記事は残していただき、今回の事件を踏まえて注意喚起を促すメッセージを掲載しておいてほしいものである。