2008年12月15日

新はてなブックマークに不満:IEではauto_pagerize_on.gifが読み込まれない このエントリーをはてなブックマークに追加

はてなブックマーク がリニューアルされたがひとつだけ不満がある。

はてなブックマーク - りょーちぶっくまーく にinternet explorer 7でアクセスすると、いつまで経っても auto_pagerize_on.gif を読み込み続けている。

直接当該ファイル(以下の画像)にアクセスしたところきちんとアクセスできるっぽい。
auto_pagerize_on

で、これはどうも以下のBookmark.jsというファイルから呼ばれているっぽい。
http://b.hatena.ne.jp/js/Hatena/Bookmark.js

よくわかんないけど Hatena.Bookmark.AutoPagerize.ToggleButton の部分がなんかおかしいんじゃね?

LOCK_IMG: '/images/auto_pagerize_on.gif'
LOCK_CANCEL_IMG: '/images/auto_pagerize.gif'

とか定義されている。で、 activeImg / inactiveImg とかで使われているっぽい。
ソースをまじめにおっかけてないのでよくわからんが現象としては無限ループっぽく読み込み続けている感じかのぅ? で、タイムアウトになってしまう感じか?

Firefoxだと問題なくアクセスできている感じなのでJavascriptの書き方に問題があるのかもしれんな。上記スクリプトはページ自動ロード機能に関するスクリプトなのだが、Internet Explorer がこのスクリプトを作者の意図どおりに解釈できず無限ループになりタイムアウトっぽい状態になっているのではなかろうか?

謎じゃ。


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2008年12月12日

森博嗣:「Φは壊れたね」 このエントリーをはてなブックマークに追加

Φは壊れたね (講談社ノベルス)
森 博嗣
講談社
売り上げランキング: 213601
おすすめ度の平均: 3.0
3 Gシリーズ開幕.しかし、インパクトはいまいち・・・
2 10冊読むつもりで
2 文章的に少々難解
2 森博嗣作品を初めて読む人は止めた方がいい!
4 コピー・ライター的センスが凄い

りょーち的おすすめ度:お薦め度

久々に森博嗣を読んだな。

今まで、犀川創平&西之園萌絵シリーズ(所謂「S&Mシリーズ」)は読んだことがあったが、この「φは壊れたね」は新しいシリーズのよーである。

とはいえ、西之園萌絵も登場するし犀川先生も登場するんだな。
うーむまだこの一作しか読んでないが結構いいのではと思う(今更言うことか?)

今回の探偵役は海月及介というとても無口な少年。いやー、この設定すごいわ。
海月(くらげ)及介は安楽椅子探偵(アームチェア・ディテクティブ)に近い探偵なのかもしれないね。
三毛猫ホームズの片山刑事のよーに血が嫌いだから嫌だっていうケースは除き、こんなに事件に消極的な探偵は他ではお目にかかれないかもな。そこが面白い。
前作を読んだ方はこの海月及介と犀川創平がいろんなところでオーバーラップして見えるに違いない。

ストーリーはとあるマンションの一室で死体が発見されるところから始まるな。
死体で発見されたのはマンションの住人でN芸大の町田弘司。
密室での殺人に加え部屋の中で宙吊りにされた状態。
第一発見者は同じ大学の戸川優と白金瑞穂。

で、なぜかその殺人事件の発見時のビデオが録画されていたのだ。
そのビデオにはタイトルとして「φは壊れたね」と書かれている。

このビデオと状況証拠を元に事件を解決していくわけだ。

登場人物の中で事件に直接関係ありそうな人物は以下の人物
戸川優、白金瑞穂、町田弘司(以上N芸大)、船元茂樹(フリータ)、佐藤憲一(宅配便の配達人)、岸野清一(新聞配達人)、馬岡芳樹(町田の隣人)、黒澤道彦(大家)、赤柳初朗(探偵)【文庫記載順通り】

「この中に必ず犯人がいます。さて、誰でしょう?」というフーダニットものだね。
西之園萌絵も相変わらず事件に首を突っ込みたがるのだが、スーパーバイザー的な立ち位置のような気がした。西之園萌絵も大人になったか?
まあ、繰り返しになるが海月及介がやっぱすごいな。これ以上ないという必要最小限の動きで犯人を推理(というか想像)していく。

ただ、今回釈然としなかったのは読み終わって犯人が殺人に及んだ動機がいまひとつよくわからなかった点かな。(何か明確な動機ってありましたっけ? →既読の方々)

次回作は未読なので海月及介が相変わらず活躍するのかよくわかってないが、犀川創平&西之園萌絵ではなく海月及介&加部谷恵美&山吹早月って構成も結構イイかもな。淡々と物語が進むように見えるのはこの海月及介のキャラに起因するのかもしれない。

苦言を呈するなら、ひとつある。
この本って、余白が多すぎやしないか?
通常の単行本でもよいような気がするがノベルズでやっぱ出したかったんだろうな。
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2008年12月11日

ポイ捨てされたチューインガムがアートに このエントリーをはてなブックマークに追加

これはすごい。
イギリス在住のBen Wilsonというアーティストの作品。
ポイ捨てされたチューインガムがアートに!

ガムも有効活用できるんだねぇ・・・

チューインガムアート 1

チューインガムアート 2

チューインガムアート 3

チューインガムアート 4

つーか、こんなにカラフルなガムが存在していることにも驚きじゃないかえ?

(via Ben's chewing gum art, and one sculpture - a set on Flickr )
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2008年12月10日

村上春樹:「1973年のピンボール」 このエントリーをはてなブックマークに追加

1973年のピンボール (講談社文庫)
村上 春樹
講談社
売り上げランキング: 119347
おすすめ度の平均: 4.5
5 村上作品の中では、珍しくビジュアル
2 隠し味としてすらもなかなか検出できない裏マチズモ
5 天才的な処女作に続く第二作目
5 風の歌を聴け
4 いい作品

りょーち的おすすめ度:お薦め度

このブログは書評ブログのよーなそうでもないようなあやふやなブログなのだが、立て続けに読んだものの感想っぽいことを書いてみる。
つーか、また村上春樹である。3連続で同じ作家について書評を書いたことはないかもな(書評っていうか、まあメモだけどね)。

鼠三部作(「風の歌を聴け」「1973年のピンボール」「羊をめぐる冒険」)の2作目である「1973年のピンボール」を読んでみた。題名にもあるとおりこの物語は1973年の物語だ。

文庫本の背表紙にはこんなことが書いてある。
さようなら、3フリッパーのスペースシップ。さようなら、ジェイズ・バー。双子の姉妹との“僕”の日々。女の温もりに沈む“鼠”の渇き。やがて来る一つの季節の終り―デビュー作『風の歌を聴け』で爽やかに80年代の文学を拓いた旗手が、ほろ苦い青春を描く三部作のうち、大いなる予感に満ちた第二弾
僕は東京で翻訳の仕事をはじめる。鼠は神戸のジェイズ・バーに別れを告げる。

極論すると「何かを失う過程が仔細に書かれた物語」って感じだな。
もちろん失ったものは物質的なものではなく、時間や感情や人間関係などの大凡通常の物差しで計ることができないモノだね。

何故だか双子の女の子と同棲することになった僕。鼠と遊んだピンボール「スペース・シップ」にとても会いたくなり、探しはじめる。東京のどこを探してもそのスペース・シップはない。ピンボールマニアの大学教授の伝手を辿り、やっとのことでスペースシップと再開する。元々養鶏場だったその場所にはスペースシップを含み合計78台ものピンボールが保存されていた。この発見のシーン、そしてピンボール台用の電気を入れるシーンがとても印象的だな。あまりに印象的過ぎるので引用する。
スイッチはその扉の脇にあった。レバー式の大きなスイッチだった。僕がそのスイッチを入れると、地の底から湧き上がるような低い唸りが一斉にあたりを被った。背筋が冷たくなるような音だ。そして次に、何万という鳥の群れが翼を広げるようなパタパタパタという音が続いた。僕は振り返って冷凍倉庫を眺めた。それは七十八台のピンボール・マシーンが電気を吸い込み、そしてそのスコア・ボードに何千個というゼロをたたき出す音だった。音が収まると、あとには蜂の群れのようなブーンという鈍い電気音だけが残った。そして倉庫は七十八台のピンボール・マシーンの束の間の生に満ちた。一台一台がフィールドに様々な原色の光を点滅させ、ボードに精いっぱいのそれぞれの夢を描き出していた。
すごいわ。ほんとに。一瞬これは映像で見たいと思ったりしたんだけど、この表現より美しい映像は作れないんじゃないかなとさえ感じる。
僕と双子が「配電盤」のお葬式をしたり、鼠の葛藤などもきっと読みどころなのかもしれないが、りょーちの中ではこのシーンが読めればもう十分だったりする。それほど印象的なシーンだな。
僕が失ったもの、鼠が失ったものは何かを考えながら読むのも面白い読み方だと思う。

そして前回の「風の歌を聴け」の感想でも書いたが、やはりこの作品にも郷愁、懐古というキーワードが浮かび上がる。しかし、大概の小説に言えることかもしれないが、人の過去の記憶を借りて自分も懐かしくなるってのはなんなんだろうね? 自分の中ではこの本の登場人物のような不思議な経験やカッコイイ台詞を言ったり、お洒落なバーで飲んだり女の子といい感じになったりとか全くしていないんだけど、懐かしさがこみ上げてくるね。心の奥底の鍵付きの扉が自然に開かれる心地よい気分にさせてくれるねぇ。

「羊をめぐる冒険」は未読だが「風の歌を聴け」と「1973年のピンボール」のどちらが好きかと聞かれれば「1973年のピンボール」の方だろうな。

さて、鼠と僕の物語は「羊をめぐる冒険」に続くらしい。今度時間を見つけて読んでみたいな。
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2008年12月09日

村上春樹:「風の歌を聴け」 このエントリーをはてなブックマークに追加

風の歌を聴け (講談社文庫)
村上 春樹
講談社
売り上げランキング: 203973
おすすめ度の平均: 4.5
3 村上春樹の技術について
3 巧みに作り込まれた作品
5 重くも軽くも
5 ただの青春小説じゃなくて
4 灰色じみた蒼

りょーち的おすすめ度:お薦め度

村上春樹のデビュー作「風の歌を聴け」を読んでみた(先日ノルウェイの森を読んだ勢いで図書館で借りてきたのだった)。

実はりょーちは村上春樹という作家のことをあまりよくしらない。村上春樹にとても傾倒している友人がいるが、実は彼は村上春樹のどのあたりが好きなのかを面と向かって聞いたこともない。
りょーちが読んだ数少ない村上春樹の小説に共通して言えることは、読み終えると、とても昔懐かしい気持ちが沸き起こってくるってことかな? 大人になった私たちは昔を思い出すとき、いろいろな人・モノ・場所を思い出す。そういうときに思い出される人・モノ・場所はとても大事なものとして心の奥底にしまわれていたりする。人それぞれによって「思い出のしまい方」も違うので、何をトリガーに過去の良き日を思い出すのかは個々人で差異が出るのだが、村上春樹の小説は人々の懐古の情を沸き起こす共通のメッセージがこめられているよーに感じる。

「風の歌を聴け」は、後に鼠三部作(「風の歌を聴け」、「1973年のピンボール」、「羊をめぐる冒険」)と呼ばれる作品群の一部として評されることが多いらしい。村上春樹が「風の歌を聴け」を執筆したときに後の二作にまで思い及んではいないとは思う。

本書で登場する人物は意外と少ない。主人公僕とその彼女。鼠と鼠の彼女。バーテンのジェイ。あとは入れるとすればDJくらいか?
めちゃくちゃ要約すると「1970年代の若者たちがジェイのバーで人生について語る」って感じかな。登場人物のお洒落な会話の雰囲気が楽しめればいいという穿った見方もできそうだな。

「僕」はおそらく村上春樹本人がモデルなのだと思うが、村上春樹って若い頃そんなにモテたのか?と思わずにはいられないほどのプレイボーイっぷりだな。そんな僕が左手の指が4本しかない女の子とイイ仲になるのだが、「なぜ『左手の指が4本しかない女の子』でなければいけなかったのだろうか?」と、ふと思った。

まあ、そういうことも含めて、気障な台詞に逆らわずに身を委ねることで得る心地よさを体感すればいいのではと思う一作だった。

なお、この作品は映画化されているらしい(via 風の歌を聴け - Wikipedia)。しらんかった。
キャスト
僕 - 小林薫
女 - 真行寺君枝
鼠 - 巻上公一
ジェイ - 坂田明
鼠の女 - 蕭淑美
三番目の女の子 - 室井滋
旅行センター係員 - 広瀬昌助
当り屋・学生風の男 - 狩場勉
当り屋・柄の悪い男A - 古尾谷雅人
当り屋・柄の悪い男B - 西塚肇
精神科の先生 - 黒木和雄
ディスクジョッキー - 阿藤海
映画:風の歌を聴け 村上春樹
うーむ。ジェイが坂田明って、ちょいとイメージ違ったな。
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2008年12月06日

村上春樹:「ノルウェイの森」 このエントリーをはてなブックマークに追加

ノルウェイの森 上 (講談社文庫)
村上 春樹
講談社
売り上げランキング: 1009

ノルウェイの森 下 (講談社文庫)
村上 春樹
講談社
売り上げランキング: 902

りょーち的おすすめ度:お薦め度

今さらだが村上春樹のノルウェイの森を再読してみた。
ノルウェイの森といえば、超有名なのでストーリーはここでは書かない。
さらに感想文として理路整然とまとめるような文章としてもここには書かず、あくまでもノルウェイの森読書メモといった感じで場当たり的に記載してみる。

この年(?)になって再読すると、まあタイムカプセルを開けたような懐かしさがこみあげてきた。
僕(ワタナベトオル)と高校時代の同級生直子の物語は1970年ころという時代設定。今からもう40年以上前の話しということになる。なので、今の若い読者が「ノルウェイの森」を読むと違和感のある個所も多々あるだろう。
おそらくもっとも理解に苦しむ個所は「なぜ、登場人物のほとんどはひとつひとつの行動に理由づけをしたがるんだろう?」かも。勿論人間は自己の意志により行動するわけだが、物語の登場人物は「意志」というよりも「使命」に近い思惟により行動しているように思える。あるものは「学内デモで機動隊と戦ったり」「ひたすら学業に打ち込んだり」「読書したり」と。まあ学生運動以外は今の時代にも当てはまりそうなのだが、どうも人間の質というものが現代社会とはかなり異なっている。特にこの「ノルウェイの森」の登場人物にはそれが顕著である。

また、この小説ではいろんな人が命を落としている。ここから村上春樹の死生観について何か考察できるのかもしれんが「ひとつの小説で登場人物がこんなに自殺するってどういうこと?」
少なくとも、直子、直子の恋人だったキスギ、永沢さんの彼女のハツミさんの三人は自殺している。自分の周囲の人物が3人も自殺するって・・・
彼らの死はそれぞれ何らかの意味を持っているのだろうが、やっぱ死んでしまってはねぇ。自己の行動規範に沿って行動したアウトプットが自殺となるわけだが全くもって安易である。この点がどうも物語で納得いかない。

小林緑については(おそらく)直子との対極に位置する存在として登場させたのだと思うが、男性読者の多くは直子ではなく小林緑の方に共感する部分が多いことだろう。なぜワタナベは直子にいつまでもこだわり続けて小林緑をすんなり選ばなかったのか? まあ、直子の死後、放浪の旅を終えたワタナベは最後には緑に電話をかけるんだけどね。
りょーちもどちらか選べと言われれば小林緑を選ぶだろう。まあ簡単に言えば「直子=死」「緑=生」ということか。緑の行動が生に向かっているのに対し、直子の行動のすべてが死へ向かっている。そして直子は自殺した。それでも直子の方がよいという読者の感覚がよくわからん。そーいえば「1973年のピンボール」で自殺した女の子も直子だったはず。村上春樹の中でこの「直子」という名前は何か特別な思い入れがあるのかもしれないな。

また、直子が自殺後、阿美寮で同室だったレイコさんがワタナベの元を訪れるシーンがあるのだが、なぜそこでセックスしちゃうのか? まあ、社会復帰のための禊の意味合いがあるのかもしれんが、この行動も最後までよくわからんかったな。

ワタナベの行動で「そう来るか」と思った行動は多々あるが、直子に会うために初めて京都の阿美寮に行った際読んでいた本がトーマス・マンの「魔の山」って「ちょ、待て」。魔の山ってほとんど全編、阿美寮の生活が綴られたようなストーリーじゃん。それ、持って行くか?(ま、いいけど)

全編を通じて虚無感が流れ続け、何かほとんどの人が救われない話のようにも思えてきたな。こんな時は突撃隊のエピソードのひとつでも聞きたくなるな。
また、別の見方をすれば、全編官能小説としても読めなくはない。レイコさんがピアノ教師時代の教え子に陥れられる件とかね。つーかこの教え子、凄いわ。夢野久作の少女地獄に登場する姫草ユリ子と対決させたいな。
まあ、読む人によっていろんな解釈ができそうだねぇ。小説って本来そういうものかもしれんが。

と、まあ不平不満ばかり言っているようにみえるかも知れんが、小説全体としてはやはりよくできているんだな。さらに10年後読んでみるときっとまた違った印象を受けるんだろう。

なお、最近知ったのだが、この「ノルウェイの森」が映画化されるらしい。
アスミック・エース エンタテインメント:村上春樹原作「ノルウェイの森」 映画化決定!!
撮影開始が2009年2月ということなので配役もそろそろ決まるのだろう。
どういう映画になるのか楽しみだな。

参考:映画「ノルウェイの森」キャスト決定 | 2010年秋公開 | りょーちの駄文と書評
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2008年12月04日

高橋克彦:「総門谷」 このエントリーをはてなブックマークに追加

総門谷 (講談社文庫)
総門谷 (講談社文庫)
posted with amazlet at 08.11.14
高橋 克彦
講談社
売り上げランキング: 170541
おすすめ度の平均: 4.0
2 前半の展開はいいですね
3 やや興醒め・・・
5 SF伝奇小説の傑作!
4 本の始めは魅力的だが…がっくり、、、
5 スケールがでかい!

りょーち的おすすめ度:お薦め度

かなり前から気になっていた高橋克彦の「総門谷」を図書館で借りて読んだ。
先日読んだ半村良の「超常領域」も昔のSFだが、この総門谷も昔のSFなんだな。Wikipediaの高橋克彦の記事によれば1985年に出版され、1986年にこの「総門谷」で第7回吉川英治文学新人賞を受賞しているらしい。

ジャンルとしてはSFになる。ストーリーが壮大で結構面白い。
「SFと呼ばれるもののすべてのエッセンスを詰め込みました」というジャンルで壮大なストーリだな。

東北で発見された焼死体と最近頻繁にみかけるUFOの謎を追う出版社E2のメンバーとTVディレクターの篠塚、そして不思議な力を持つ霧神顕が、謎の存在「総門」と総門の手下たちと繰り広げる激しいバトルが見ものだ。
舞台は東北になっているのだが、どうやら本書は河北新報という宮城県の新聞に連載されていた小説のようである。つーか、この内容を一般新聞に連載するって、河北新報、やるな。

まあ、ホラ話もここまで広げるとすごいわ。何しろ「総門」の手下がすごい。過去に偉業を成したメンバーが勢ぞろい。
キリスト、ジャンヌ・ダルク、プラトン、クレオパトラ、役小角、ダ・ヴィンチ・・・
彼らが総門にいいように使われているのだ。どうなの、これ?
彼らは死後、総門により永遠の命を与えられ、その代わりに総門への忠誠を誓っているのだな。こういった歴史上の人物がひどく人間くさく書かれている(まあ、人間なのだが・・・)。
キリストやプラトンが喧嘩や諍いを繰り広げるって「ちょ、待て」といわずにはいられない。つーか、キリスト教信者が読んだら、これ怒るぞ、きっと。ま、そこが面白いんだけどな。

物語のポイントは「霧神顕の出生の秘密」「顕の能力の開花」「顕の両親の存在」「総門とは何者?」。まさに、謎また謎の連続。
本書を書くのには相当なSFやカルト的な知識が必要だと思うが、UFOやピラミッド、ミステリーサークルなども面白い解釈がされておりそこだけ読んでみても楽しめるな。

惜しまれるのが主人公の霧神顕が主人公っぽくないんだな。これが。なーんかあまり魅力がないんだな。すごい能力に開花して、総門と戦っちゃったりするんだが、感情移入するほどキャラが立ってない。ストーリー、着眼点などに面白い要素が多々あるだけに惜しいねぇ。

栗本薫の「魔界水滸伝」の伊吹涼も主人公として情けない印象を受けたが、それ以下だな。なんでだろうな。(つーか、魔界水滸伝の結末はどうなったんだっけ?)

なお「総門谷R」ってのもあるらしい。
総門谷R〈阿黒篇〉 , 総門谷R〈鵺(ぬえ)篇〉 , 総門谷R〈小町変妖篇〉 , 総門谷R〈白骨篇〉
うーむ、いつの日か読んでみよう(ちょっと後ろ向きだが)。

どうでもいいのだが、高橋克彦 - Wikipediaを参照すると、こんなことが書かれていた。
高校生時代にヨーロッパに長期旅行して、ビートルズに会った最初の日本人となった
そーなんだ・・・
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2008年12月03日

信じられないレントゲン写真の数々 このエントリーをはてなブックマークに追加

生きていればいろんなことがある。
道端で転んだりして不幸にも怪我を負ってしまうこともある。
まあそういうときは病院に行ったりする。
骨が折れたりしているかどうかはレントゲンなどを撮って調べるのだ。X線ってすごいね。

医師は患者に「ほら、こんなとこが折れてるよ」と実際のレントゲンを見せてくれたりすることもある。
なので一般の人々レントゲンを見るときは殆ど自分のレントゲンであろう。また、家族のレントゲンを見たりすることもあるだろう。ってことで、全くの赤の他人のレントゲンを見ることは少ない。

そんな中「なぜ、こんなことになってしまったのか?」と首を傾げずにはいられないレントゲン写真が紹介されていた。もう、無茶である。

■生後17ヶ月の幼児の顔面に車のキーがめり込んだ!
(視力を損なわずにキーを取り除くことができたらしい。奇跡だね)
レントゲン写真:生後17ヶ月の幼児の顔面に車のキーがめり込んだ!

■6本の釘が頭と脳に刺さった!
(2004年4月19日に刺さった直後、当日5本を取り除き4月23日に残りの1本を取り除いた)
レントゲン写真:6本の釘が頭と脳に刺さった!

■8インチのナイフが頭に刺さった!
レントゲン写真:8インチのナイフが頭に刺さった!

■18インチのロングドリルが顔面に刺さった!
(建設現場ではしごから落ちた際、ドリルの上に着陸!)
レントゲン写真:18インチのロングドリルが顔面に刺さった!

■5インチのナイフが頭に刺さった!
(10代の少年。運良く死を免れた。)
レントゲン写真:5インチのナイフが頭に刺さった!

どの写真のケースもごめん被りたい。

その他の写真はこちら。
( via The X Factor: Amazing X-rays )
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2008年12月02日

雑誌の表紙モデルのレタッチ前とレタッチ後 このエントリーをはてなブックマークに追加

ファッション雑誌の表示には選りすぐりの綺麗なモデルさんが登場するんだね。
でも、こういうの見せられちゃうといろいろ考えさせられるな。

Photoshopってすげーな。こんなに変わるのかー。

編集前
無修正画像

編集後
修正画像

間違い探しのクイズにも使えそうだな。
間違いに気づいた方はコメント欄へどうぞ(^^;

( via comfortech: re-touched )

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