2005年10月13日

折原一:「倒錯の帰結」 このエントリーをはてなブックマークに追加

倒錯の帰結
倒錯の帰結
posted with amazlet on 05.10.13
折原 一
講談社 (2003/01)
売り上げランキング: 286,264



りょーち的おすすめ度:お薦め度(無理!)

こんにちは、晴乃チック・タックです。(嘘です)。

おれが悪かったよ・・・
みての通り、評価は0。時間の無駄だった。もう、絶対折原一は買わない。今まで何度か騙されて今度はどうかなと思い購入したが、さようなら・・・

この本はブックオフで購入したのだが、新書で買わなくてホントに良かった。
倒錯の帰結は「首吊り島」「監禁者」という2編の小説になります。
装丁を見ていただくと分かるのですが、トランプのようにどちらから読んでもよいって感じの小説になっています。更に真ん中には袋とじとなって「首吊り島」と「監禁者」を結ぶ驚くべき結末が書かれている。

筈だったのだが、驚くべき結末までに行き着くまでのストーリーに全く引き込まれなかった。何故なのか・・・

登場人物の山本安男や清水真弓がもう少し魅力的なキャラクターだったら受ける印象が違ったのではなかろうか。本書には全く魅力的なキャラが登場しない。
以前も折原一の小説を数点読んだ記憶があるのだが、同じような印象を受けた。
折原一は人間が上手くかけないのではないかと思われる。
なので、珍妙な且つ奇を衒った手法でしか作品を作り出せないのか?
清涼院流水 の方がまだマシである。

折原一ファンや折原一さん本人には申し訳ないが、もう二度と買うことはないと思われます。
合掌。
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2005年10月12日

Google Mapsで場所を登録する(ソース) このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。木村一八です(嘘です)。一か八かです(謎)。

以前、 Google Mapで好きな場所を登録する というものを作ってみたが、こっそり立ち上げていた りょーちのひとりごと という Blogn で作ったサイトに「ソースを公開してちょうだい」という要望があったので適当に公開してみるっす。

といっても、見ていただくとわかるかと思いますが、まったく持って大したソースではなかったりする。
付け焼刃で作ったので恥ずかしい部分がかなり満載だが、作り直す気力も今はないので拡張子だけ適度に変えたものを公開してみるっす。



やっていることはとても簡単で、gmap.logというテキストファイルに登録した情報を適当に書き込んでおいて、その情報を適当に読み出して表示してあげるという単純なものになってます。

あまり参考にならないかもしれませんが・・・(こんなのでよいのだろうか?)


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2005年10月11日

カウントアップカレンダー このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。新田八郎太こと岸田智史です(嘘です)。

カウントアップカレンダーというものを作ってみた。

よくあるカレンダーでカウントダウンカレンダーというものがある。

♪ もういくつ寝るとー お正月ー ♪

的に「あと何日でほにゃらら」というものなのだが カウントアップカレンダー は「ほにゃららしてから現在何日経過」というものである。

(需要はあるのか?)続きを読む
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気になる一冊「伊坂 幸太郎:魔王」 このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。ロミ山田です(嘘です)。

気になる一冊として、 伊坂 幸太郎:魔王 がある。

今や、何をどのように出版しても話題となる、伊坂幸太郎さんの最新作といえば一も二もなく飛びついてしまうのだ。

早速予約したいが税込み¥1,300 なのでamazonで予約するにはあと200円分の本を予約しないと配送料が無料にならない・・・

うーむ。どうしよう。
実はまだ読んでいない 死神の精度 を買うという安直な方法もあるのだが、ここは・・・・

音楽の時間に聞いたシューベルトの魔王ってのもありか?

シューベルト:名歌曲集
フィッシャー=ディースカウ(ディートリッヒ) ムーア(ジェラルド) シューベルト
東芝EMI (2003/07/24)
売り上げランキング: 869


無理?
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2005年10月06日

三崎亜記:「となり町戦争」 このエントリーをはてなブックマークに追加

となり町戦争
となり町戦争
posted with amazlet on 05.10.06
三崎 亜記
集英社 (2004/12)
売り上げランキング: 6,884
おすすめ度の平均: 3.21
4 問題提起
3 となり町戦争は起こらなかった
3 何とも言えない


りょーち的おすすめ度:お薦め度

こんにちは。ギャグ・メッセンジャーズのボイラー須間です(嘘です)。

「戦争」とは物騒なタイトルだが、内容は終始淡々とした雰囲気で進んでいく。

僕、こと北原修路は舞坂町に住むごく普通のサラリーマン。
北原修路は舞坂町の広報紙により、となり町との戦争が始まったことを知る。
とは言っても街中で銃撃戦などが行われているわけでもなく、今までとまったく変わらない町の風景であり、修路はいまいち戦争を実感できていない。

そんな修路の元に町役場からこんな通達が届く。


23と戦第75号

総務課となり町戦争係

北原修路 様
舞坂町長

矢可部 岩恒


戦時特別偵察業務従事者の任命について


標記の件について、下記のとおり辞令交付式を行いますので、ご出席いただきますようお願いいたします。



1. 日  時成和23年10月1日午前10時より
2. 場  所舞坂町役場 4階会議室
3. お問い合せ舞坂町総務課となり町戦争係
4. その他当日は印鑑をお持ちください


以上

お問合せ先    

舞坂町総務課となり町戦争係    

TEL 30-1211    



詳しいことはよくわからなかった修路は、漠然ととりあえず行ってみるかという気になっていた。会社にも既に話しが通っており、主任も了承済みのようである。辞令交付式の前日、役場の総務課から辞令に関しての確認の連絡がある。
担当は香西さんという女性で、魅力的な声に修路もちょっと楽しみが増えた感じ。

辞令交付は役所のイメージどおり事務的に簡潔に行われた。はじめて会った香西さんは全ての仕事を事務的に淡々とこなす印象だった。

実際修路が任命された「特別偵察業務」とは通勤途中に「となり町をキョロキョロ見回る」ことだった。偵察報告は役場に定期的に報告する必要があるのだが、何を報告してよいのか分からず、とりあえず修路は目に付いたものを片っ端から書き込んでいく。
暫くして香西さんから連絡があり、記録表の書き方の注意とともに修路の偵察報告により、町の被害損害率が3.6%ほど下降したとの報告を受ける。

#ってどーやって3.6%ってはじき出すの?

その後、修路は業務異動となり「戦時拠点偵察業務従事者に任命換え」され「となり町戦争推進分室勤務」を命じられる。
要するに舞坂町からとなり町へ引っ越して敵地に乗り込むことになるようだ。しかも何故か香西さんと夫婦として一緒の部屋に住むという不思議なことになっているよーだ。

この本の魅力は箇条書きにしてみるとこんな感じになるのかなぁ。

  • 日常生活(非戦争状態)と非日常生活(戦争状態)の境界線の曖昧さ

  • 香西さんという女性の不思議さ



日常生活と非日常生活の境界線はホントに曖昧だ。日本も第二次世界大戦の最中は国民は戦争をいやだと思いながらも、どの状態が普通でどの状態が異常なのかという判断が日本中で麻痺していたのではないか。
本書のタイトルの「となり町」の部分が日常、「戦争」の部分が非日常となっているわけだ。両者が共存している不思議な世界を上手く書いていると思う。
この「となり町戦争」では主立って戦争による被害者そのものは見えないのだが、数字としては報告されている。どこかの誰かが死んでいるという数字だけの報告では実感がわかないが、そのうちの1人でも知り合いが含まれていると数字の意味するところはかなり異なってくると思う。

そしてこの香西さんという女性のキャラクターの不思議さが本書を面白くしている要因のひとつでもある。全てにおいて事務的な香西さんと修路の奇妙な共同生活の中で、夜の生活までもが事務的であると知った修路はショックだったと思う。

「公共事業としての戦争」ってのは今現在でも世界のどこかでリアルに行われているのではなかろうか。そう考えると本書は非常に意味深い問題定義がされた作品なのかなと思う。
この不思議な世界観を味わえてなかなか有意義な一冊であった。

三崎亜記さんの次回作がちょっと楽しみだな。(別のテイストの作品も読んでみたくなった)
文字を一文字づつ読むというより不思議な世界観に体をあずけるよーに読んでみてはいかがでしょう?

ちなみに、本書は 第17回「小説すばる新人賞」受賞作品 だったようですが、上記のサイトを見てみると、作者は男性だったんですね。亜記っていう名前が女性を連想させるよーな名前だったのでてっきり女性だと思っていました。そーいえば 平山瑞穂:「ラス・マンチャス通信」 の時も、平山瑞穂さんは女性だと思っていましたよ・・・orz
posted by りょーち | Comment(4) | TrackBack(4) | 読書感想文

2005年10月05日

clicktrackのソース公開 このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。荒井注です(嘘です)。カラオケボックスに機材が入らなくて一言、「何だバカヤロー」(謎)。

ってことで、サーバ負荷増大に伴い、残念な結果に終わり企画倒れとなってしまったclicktrackのソースを適当に公開してみます。
ClickTrackのソースファイルと設置時の説明書き

下記の環境で動作確認しています。
  • Webサーバ:Apache1.3系
  • PHP:Version 5.0.4
  • データベース:MySQL 4.1.13(文字キャラセット Binary)
ソースは人にお見せできるような代物ではないので、識者の方にいろいろ書き換えて貰ってよりよく利用いただければと思います。
設置できまして、動作確認できましたら、このblogまでご一報いただけると嬉しいです。
なお、以前にも記載しましたが ClickTrack は、World Wide Walker: MyBlogLogのようなもの を書かれた yoosee さん、なくてはできませんでしたので、設置時には yoosee さんのサイトへのリンクをお忘れなく。

うーむ。それにしてもりょーちの作った部分はキレイなソースではないのでショックかも・・・(yoosee さんのソースは美しかった)

#うーむ、誰か使うのであろうか? & 需要はあるのか?
posted by りょーち | Comment(7) | TrackBack(0) | Web周辺技術

2005年10月04日

clicktrack サービス中止のお知らせ このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。青空千夜・一夜です(嘘です)。

昨日の記事をご覧になって、感のイイ方は予想していたかと思いますが、いままで公開しておりました、ClickTrackですが、レンタルサーバの負荷増大のため、サーバ管理者の方から中止できないかとの申し出がありまして、やむなく、中止することになりました。

元々、yooseeさんの、World Wide WalkerWorld Wide Walker: MyBlogLogのようなものという記事を見て、個人的に「こんなことできるのかな?」と思ってやってみたら出来たという代物だったので、正直こんなにトラフィックが増大するとは思いもよりませんでした。

このscriptはphpとMySQLさえあれば動作可能なので、動作環境をお持ちの方で、是非使ってみたいという方がいらっしゃいましたら、scriptを提供したいと思います。

ご用命の方はこのスレッドまでご連絡ください。
うーむ。短い命だった・・・orz
posted by りょーち | Comment(9) | TrackBack(0) | Web周辺技術

2005年10月03日

clicktrackのユーザが70人以上になった このエントリーをはてなブックマークに追加

こんにちは。岡本プクです(嘘です)。

地道にこっそりと作っていた、 ClickTrack(MyBlogLogのよーなもの) ですが、気が付くと利用者が70人以上いる!
正直ちょいとびっくりしたっす。

そしてそれに伴い最近、表示がかなり重くなっているような気がする。
ちょいと調べてみたところ、最も多いユーザの方で「30000クリック!」もGetされている方がいらっしゃる。(しかも2名)

MySQLの容量は大丈夫なのであろうか?

本日現在の総クリック数が227355
うーむ。まじですか。

ちょっと対策を考える必要があるかも・・・
#ちなみに30000クリック以上ある方は、この仕組み、必要でしょうか?
#と、ちょっと聞いてみたりします。
posted by りょーち | Comment(8) | TrackBack(0) | Web周辺技術
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