こんにちは。ホラッチョ宮崎です(嘘です)。
#この記事の真意を知りたい方は最後までお読みいただくことをお薦めします。本日、2005年8月30日に第44回総選挙が公示され、9月11日の投票日を目標に各党の選挙戦が始まった。各種メディアによれば今回の選挙の争点は「郵政民営化」の是非を国民に問う選挙ということだが、果たして国民はどのように受け止めるのであろうか?
小泉総理大臣の言うところの「真の改革」に国民が納得し、自民・公明の連立政権を維持できるのか?
小泉総理大臣は過半数の241議席を獲得するために、なりふり構わぬ攻撃に転じ始めている。そのひとつとして自民党が送ってきた「刺客」にある。
政権奪取を掲げる民主党の岡田代表も「政権を取れなければ代表を辞める」との決意表明を述べ、一方迎え撃つ、小泉総理大臣も「自民、公明両党で過半数が取れなければ退陣する」と公言する。選挙戦での両党首の発言如何により、9月11日の選挙結果を左右する可能性もあり、小競り合いは投票日まで続くことであろう。
9月11日に即日開票される、この総選挙。国民不在とも言われる国政の今後の行く末にワイドショーまでもが連日行き過ぎとも思える報道合戦を繰り返している。
そんな中、和歌山1区より、民主党から出馬した、
岸本周平氏にも注目が集まっている。昨日の報道ステーションによると、岸本周平氏は
内閣府特命担当大臣 竹中平蔵のブレーンとして活躍していたが、民主党からの出馬となった。竹中平蔵は各報道機関に対し、岸本周平氏は自分のブレーンではないと公式の文書を送付している。こういった争いは各地方に数多見受けられる。
岸本周平氏は自己のWebサイトで、
既得権益にからみとられた自民党政権では、「ほんまもんの構造改革」はできない。 年金改革、財政再建の青写真を描く官僚を長年務めた経験から今の自民党政権では日本は変えられない。 リスクを取って政治にチャレンジしよう。これが、私が政治家を志した理由です。政治家になるのなら絶対、 生まれ故郷であり、青春を過ごした和歌山からどうしても出たい。旧態依然の政治にノーをつきつけ、政権交代を実現させ、必ず日本を変えます。
と力強く語っている。
彼は非常に輝かしい人生を今まで送ってきている。
和歌山県立桐蔭高等学校から東京大学法学部を卒業後、大蔵省に入省。
プリンストン大学においては、国際問題研究所 客員研究員を勤める。
更に財務省退官後、トヨタ自動車に入社し、現在は中央大学大学院 公共政策研究科 客員教授という肩書きである。トヨタ自動車といえば、日本経団連の奥田碩会長が頭に浮かぶ。民間と政界の本当の意味での改革ができるのではないかと期待が高まる。
さらに、今回の選挙では自民党から分かれた
国民新党にも注目が集まる。
国民新党は郵政民営化法案に反対した自民党の前衆議院議員ら5人が作った新しい政党である。小泉総理大臣は民営化反対派を総選挙で当選させない作戦を進めており、彼らは自民党の公認を受けることが出来ないと名言したため、政党を立ち上げた。
選挙へは無所属で出馬する方法も勿論あるのだが、政党に所属することにより、小選挙区だけでなく、比例代表にも重複立候補が可能となるため、当選のチャンスが2回あるのだ。このため政党に所属している方が無所属より有利である。
今回、公認から外されたのは自民党前職35人いるのだが、この国民新党への参加は3人のみとなり、当初新党作成は困難かと思われたが、民主党参議院議員が新たに加わり政党としての選挙参加を実施できた。
このため、与野党を超えた「反小泉連合」という性格が非常に強い政党と言える。規模は小さいが代表である
綿貫民輔氏は元衆院議長を勤めている実力者でもある。
また、郵政改革に批判的な意見を述べて解散前に注目を集めた、あの
亀井静香もこの国民新党から出馬する。
自民党が送る刺客にも注目が集まる。先日、自民党は各種マスコミに「刺客」という言葉はマイナスイメージとなるため利用を控えるように通達を流したようだが、国民の中では既に「刺客」という言葉がインプットされたと思われる。このイメージを選挙までにどのように払拭するかも、今回の選挙戦の見所といえる。
主な自民党の刺客と呼ばれる主な方は下記の方。
・
藤野真紀子 料理研究科
・
片山さつき 元国際局開発機関課長
・
猪口邦子 上智大学法学部教授
・
佐藤ゆかり 現クレディスイスファーストボストン証券会社チーフ・エコノミスト
何れもその道でのエキスパートであるが、国政に国会議員として参画するにあたってはその実力は未知数である。(猪口邦子さんについては問題ないと思われるが・・・)
女性への偏見ではないのだが、小泉総理大臣の腹案としては、やはり男性票狙いではなかろうか?
彼らが真の意味で女性に対して優しい政治を担うことができるか。そしてそれを国民に伝えることができるかという点も今回の選挙の見せ場のひとつであろう。
今回の選挙では復活を賭ける議員の意気込みにも注目していきたい。
メディアで話題となっているのは、
新党大地の代表でもある
鈴木宗男氏と社民党から大阪10区で出馬する
辻元清美氏の二人である。
鈴木宗男氏が所属する新党大地の名前は鈴木宗男氏が大好きな松山千春の曲「大空と大地の中で」から松山千春が命名した。大きさと広さを連想させる壮大な語感漂う党名だ。
党の理念は
一 大地に還り、大地に学ぶ
自然をうやまい、自然に感謝する気持ち
二 北海道から変わりましょう
今、必要なのは、意識改革です。これから、知恵の競争です。
そのためにもまず、意識改革です。
三 本当の改革とは、権力側からではなく、国民から。
である。
更に辻元清美氏の今回の選挙に関する意気込みは
辻元清美ニュース: 私の決意 に簡単に書いてあるが、やはり社民党の党首として活躍する
福島みずほ からの出馬要請がかなり影響を与えたのではないかと考える。辻元清美氏が執筆した 「
へこたれへん。」では「留置場での孤独、報道・司法・警察・政界の不透明な関係。挫折後も、どん底で希望を見出し疾走する感動のノン・ストップ半生記。」と謳うだけあり赤裸々に彼女の思いが綴られている。
今回の選挙では、鈴木宗男氏、辻元清美氏にとっては「人生やり直し」選挙という意味合いが強いと思われる。彼らを批判するのは簡単だが、一度死んだ者がどう這い上がってくるのか。国民が彼らの今までの行為をどう受け止めるのかも注目される。
更に、今回最も注目を集めているのはなんといってもライブドアの堀江社長であろう。
livedoor 社長日記 - livedoor Blog(ブログ) では、
現在、諸事情により、livedoor 社長日記のコメント、トラックバック受付を非表示にさせていただいております。ご了承ください。
と書かれている。コメントやトラックバックが今回の選挙に影響を及ぼす恐れがあるからだと思われる。
しかし、本来堀江社長が目指していたのは、個人がblogというツールを利用しコメントやトラックバックによりバーチャルな世界でも意見交換が出来、そこから更なるコミュニティの活性化により相乗効果的に新たな世界が広がるようなことをイメージしていたのではないのであろうか?
下記に主な政党へのリンクを記載しておくので有権者の方は9月11日の投票日までに一読いただければと思う。
・
自由民主党・
公明党・
民主党 web-site ・
民主党 SPECIAL site・
社会民主党・
日本共産党・
日本共産党 総選挙特集・
国民新党しかし、
一番変わらなければならないのは私達国民ではないかと感じている。国民一人一人の政治への意識改革が必要であり、真の意味の改革はそこから始まるかと思う。
そんな中、一歩先に
改革への道を歩んでいる人がいる。
人は努力すれば生まれ変わると言いますが、何をどう努力したらこんな風に変われるのでしょうか?
あの、Vシネマ界の帝王と呼ばれ、泣く子も黙ると言われる竹内力でさえ「旨チョコミルク」の前になす術もなく・・・
りょーちにはこの変貌は無理っす。小泉総理大臣の言うところの改革も、このくらいドラスティックに変えなきゃ。
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旨チョコミルク 恐ろしいっす・・・
竹内力ファンはこれをどのように受け止めているのでしょう?
りょーちは好印象っす。
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いやー、長い前振りだった・・・